teachers教員紹介

この不確かな世の中で健康に働き、生きていくために
甲田 宗良 准教授
産業臨床心理学研究室
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産業臨床心理学研究室では、働く人の「こころの健康の保持増進」や「労働パフォーマンスの最適化」を目指した研究に取り組んでいます。また、仕事を探している人(求職者)や、体調不良などを理由に仕事を休んでいる人(休職者)の支援にも取り組んでいます。こうした取り組みの基盤には、認知行動理論やマインドフルネスの考え方を活用しています。心理学の理論や支援技法を企業や自治体などの現場に実装するアプローチを志向しています。さらに、メンタルヘルスや自殺対策などの国や地方自治体の施策や事業に、心理学の知見を活用することを通じて、政策立案やその効果検証にも取り組んでいます。

教育研究者総覧 / http://pub2.db.tokushima-u.ac.jp/ERD/person/350191/profile-ja.html

ネット依存、ゲーム依存の臨床心理学
津村 秀樹 准教授
学習心理学研究室
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本研究室では、インターネット嗜癖(いわゆるネット依存、ゲーム依存)に関する研究を行っています。インターネット嗜癖は、オンラインゲームやSNSなどにハマり、過剰な使用がやめられず、学校に行けなくなったり、友人と会わなくなったりすることによって、学業、職業、対人関係等に大きな支障をきたします。本研究では、どのようなメカニズムでインターネット嗜癖が形成されるのか、どのような働きかけをすれば状態が改善するのかを明らかにし、インターネット嗜癖の効果的な心理療法の開発に貢献したいと考えています。

教育研究者総覧 / http://pub2.db.tokushima-u.ac.jp/ERD/person/346404/profile-ja.html

セルフモニタリングから始まる身心の自己調整法
中塚 健太郎 准教授
スポーツ心理研究室
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スポーツ心理学研究室では、ICTを活用して自分の心理状態を把握できるようにサポートしています。特に、スポーツをする時に最適な心理状態はどんな状態か?これを理解するために必要な能力が『セルフモニタリング』です。最適な心理状態がわかれば、次は調整が必要です。しかし、わかっていても難しいのが心の調整です。専門家が少ない地方において、自分自身を適切な心理状態に調整するため、本研究室では身体から心へのアプローチを用いたさまざまな心の調整に取り組んでいます。皆さんも心身健康コースでセルフモニタリングから身心の自己調整法までを学んでみませんか。

教育研究者総覧 / http://pub2.db.tokushima-u.ac.jp/ERD/person/277292/profile-ja.html

身体疾患にまつわる心理的問題およびそれと向き合う医療従事者のストレスに取り組む
福森 崇貴 准教授
医療心理学研究室
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医療心理学研究室の研究テーマは、大きく2つに分けられます。1つ目は、身体疾患(がんや慢性疼痛など)の患者が呈する心理的問題に対する認知行動的介入法の開発とその普及です。患者のQoL(生活の質)向上を目指して作成された認知行動的プログラムについて、その効果を実証するための大規模な研究を多施設共同で進めています。2つ目は、がん医療従事者のストレス、特には共感疲労という問題の生起プロセスの解明です。こちらについては、インタビュー調査による質的データと、質問紙調査による量的データの双方を組み合わせて研究を行っています。

教育研究者総覧 / http://pub2.db.tokushima-u.ac.jp/ERD/person/185878/profile-ja.html

人間の行動を情報の観点で捉えなおす
横谷 謙次 准教授
家族心理学・臨床行動情報学研究室
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人間の行動は、情報として捉えることで、精神疾患の予防や治療、犯罪の予測に役立ちます。私たちの研究室では、人間の行動データをデータベース化し、匿名型の精神疾患予防・治療システムや犯罪時刻・場所の予測システムを構築しています。心理学と情報処理の両方に興味のある方、新たな学術領域を構築していくことに興味のある方をお待ちしております。

教育研究者総覧 / http://pub2.db.tokushima-u.ac.jp/ERD/person/350235/profile-ja.html

スポーツを活用した地域課題の解決に取り組む
紺田 俊 講師
スポーツ経営学研究室
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スポーツ経営学研究室では、スポーツを通じた地域活性化をテーマとして調査研究に取り組んでいます。地域内外から人を集めることができるスポーツイベントの開催は地域課題の解決に貢献することが可能です。私はこのようなスポーツイベントに参加する消費者行動やイベントの開催効果について研究を進め、持続可能なイベント開催に貢献することを目指しています。第3期スポーツ基本計画では、「スポーツによる地方創生、まちづくり」を促進することが掲げられ、皆さんと一緒に地域スポーツによるインパクトを追究したいと思っています。

教育研究者総覧 / http://pub2.db.tokushima-u.ac.jp/ERD/person/405947/profile-ja.html

個人に寄り添う心身の健康づくり
藤原 秀朗 講師
運動疫学研究室
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運動疫学研究室では、「心身の健康の向上」を目指し、運動および食事に関する基礎研究を行っています。これまでの研究により、さまざまな運動や食事プログラムが心と体に一定の効果をもたらすことが示されています。しかし、個人に注目すると、その効果には明確な個人差が存在することが知られています。そこで本研究室では、この個人差の背景にある要因として、身体の特性―特に自律神経、腸内細菌、脳―に着目しています。生活習慣や環境と心身の健康との関係を丁寧に検討することで、一人ひとりに最適化された運動・食事プログラムの開発につなげることを目指しています。

教育研究者総覧 / http://pub2.db.tokushima-u.ac.jp/ERD/person/426633/profile-ja.html

世界の戦争や虐殺、人権侵害はなぜ起きるのか。生きづらい日本社会をどう良くするか。
饗場 和彦 教授
国際政治学研究室
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国際関係や安全保障、民主主義、平和構築などを研究しています。最近はウクライナ戦争や日本の防衛政策が重要な課題となっています。また日本の政治と教育にも着目しています。日本は現在、科学技術や経済・産業が衰退し、政府の財政赤字は世界ダントツ、人権や報道の自由度なども先進国最下位レベルです。北欧の人は8~9割の人が選挙に行きますが、日本の投票率は50%ほど。若い世代にいたっては3人に1人しか投票に行きません。日本は元々、長い歴史と豊かな文化、美しい自然、優しい人々から成る良い国のはずなのですが、この現状。根底には教育の問題があります。日本と国際社会を少しでも良い方向に変えるため、一緒に学び行動しましょう。

教育研究者総覧 / http://pub2.db.tokushima-u.ac.jp/ERD/person/60550/profile-ja.html

社会の仕組みや人間の行動をデータから明らかにする
石田 基広 教授
データサイエンス研究室
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AI・データサイエンスを担当しています。ご存知のように生成AIが社会に急速に普及しています。我々の活動の多くが、今後AIに担われるようになるのは間違いありません。その時、我々人間には何が期待されるのでしょうか?その一つとしてAIの応用可能性を追求することが考えられます。AIというと理系分野を想像される方が多いでしょうが、AIの応用範囲は人間活動の多岐に渡りますから、人文社会科学系の人材が活躍できる領域でもあるのです。本研究室ではAIの技術を知り習得し、社会に還元することを目指します。

教育研究者総覧 / http://pub2.db.tokushima-u.ac.jp/ERD/person/60564/profile-ja.html

「昔」を知ることで、あたりまえの「今」が違って見える
衣川 仁 教授
日本史研究室
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日本史研究室では当然「日本史」を学びますが、その中身はけっこう多様です。これまでの卒業研究でも、グローバルなものから地域に根ざしたもの、あるいはジェンダーの視点から問い直すものなどがありました。こうした歴史研究の対象は「昔」なので、「今」と異なることが多いのですが、一方でどこか繋がっていることもあります。なぜ繋がっているのか、いないのか。「昔」を知り、その理由を考えながら「今」を見直すと、私たちが当たり前だと思っている「今」が違って見えてきたりして、そんな時には歴史を学ぶ面白さと意義を感じます。

教育研究者総覧 / http://pub2.db.tokushima-u.ac.jp/ERD/person/72574/profile-ja.html

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