産業臨床心理学研究室では、働く人の「こころの健康の保持増進」や「労働パフォーマンスの最適化」を目指した研究に取り組んでいます。また、仕事を探している人(求職者)や、体調不良などを理由に仕事を休んでいる人(休職者)の支援にも取り組んでいます。こうした取り組みの基盤には、認知行動理論やマインドフルネスの考え方を活用しています。心理学の理論や支援技法を企業や自治体などの現場に実装するアプローチを志向しています。さらに、メンタルヘルスや自殺対策などの国や地方自治体の施策や事業に、心理学の知見を活用することを通じて、政策立案やその効果検証にも取り組んでいます。
教育研究者総覧 / http://pub2.db.tokushima-u.ac.jp/ERD/person/350191/profile-ja.html