teachers教員紹介

文学を通してさまざまな人生を体験する
樋口 友乃 准教授
アメリカ文学研究室
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ヴラジーミル・ナボコフという作家の作品を中心に、アメリカ文学を研究しています。19世紀末にロシアに生まれ、ロシア詩人を志していたナボコフは、革命が起こったためヨーロッパへ亡命し、その後アメリカに渡って英語作家として知られるようになった故国喪失作家です。亡命という事象がナボコフの作品にもたらした影響や、母語と外国語および翻訳と創作との関わりなどを探求しています。また、ゼミでは、F.スコット・フィッツジェラルドやJ.D.サリンジャーなどのアメリカ作家の作品も取り上げています。

教育研究者総覧 / http://pub2.db.tokushima-u.ac.jp/ERD/person/171368/profile-ja.html

アメリカの歴史から現代の差別解消を考える
吉岡 宏祐 准教授
アメリカ史研究室
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アメリカにおいて「自由」や「平等」といった概念が人種といった要因によって歪曲されてきた歴史を踏まえ、現代におけるマイノリティ差別の解消策について、研究しています。ここ総合科学部では、さまざまな地域の事象や歴史を学ぶことができます。地域間にみられる差異や共通性を考慮に入れたヨコ軸と歴史的な変遷過程に目を向けたタテ軸とを意識しながら、奥行きある立体的な知識を獲得してください!

教育研究者総覧 / http://pub2.db.tokushima-u.ac.jp/ERD/person/224835/profile-ja.html

「一粒の砂に世界を見る」:詩や文学から世界を俯瞰する
吉田 文美 准教授
英米文化研究室
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現代英語文学、特に英語詩とアイルランド英語小説が専門です。最近では、ジェンダー研究の視点からの作品研究もしています。William Blake という詩人の言葉に「一粒の砂に世界を見る」というものがあります。、「身近でありふれた事物でさえ、想像力を極限まで使って見れば、世界全体を見渡す視野が開ける」という意味ですが、想像力を駆使して生み出された優れた作品は、私たちが見過ごしてしまいがちな世界の不思議や美しさ、逆に醜さや歪みを教えてくれます。そのような作品の研究を通じて、この世界を新しい視点から見る研究を目指しています。

教育研究者総覧 / http://pub2.db.tokushima-u.ac.jp/ERD/person/60548/profile-ja.html

スポーツでコミュニティをデザインする
佐藤 充宏 教授
スポーツ社会学研究室
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スポーツ社会学を専門としており、地域のスポーツ振興方策とその事業推進について研究しています。スポーツを活用した地域経済や社会の活性化、住民のスポーツライフに寄り添った健康増進活動の支援、スポーツによる新たな市民公益性の創造など、多様な住民の地域生活に対して、スポーツ×コミュニティのデザインによってQOLを高めていくことに挑戦しています。

教育研究者総覧 / http://pub2.db.tokushima-u.ac.jp/ERD/person/60557/profile-ja.html

運動で健康・健幸づくり
三浦 哉 教授
応用生理学研究室
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本研究室では、病気を予防するための運動の効果に関する研究や中高齢者の健康づくり事業・競技力向上事業などに取り組んでいます。ジョギング、自転車、筋力トレーニングなどの運動は健康づくりに大変効果的ですが、病気やケガ、また、高齢者になるとなかなかこういった運動を続けることが困難になります。私たちは、動作を支援するロボットや他動的に運動させる電気刺激などを利用して、誰もが運動でき健康を維持できる“人とロボットが共生・共創する社会の実現”を目指す新たな運動プログラムの開発を目指しています。

教育研究者総覧 / http://pub2.db.tokushima-u.ac.jp/ERD/person/60558/profile-ja.html

知覚・認知心理学でヒトや動物のメカニズムを解明する
佐藤 裕 教授
知覚心理学研究室
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聴覚や言語の知覚・認知を専門としています。知覚・認知心理学は、ヒトや動物が外界から入力された情報をどのように処理するかを探求し、心理的・身体的活動の基本となるメカニズムを明らかにしようとする学問です。心身健康コースでは、スポーツ科学と心理学領域の科目が充実しており、身体と心の両面からヒトについての理解が深まります。ヒトの身体や心、心身の健康増進とケアについて学びたい方や、心身健康の専門の道に進みたい方を待っています。

教育研究者総覧 / http://pub2.db.tokushima-u.ac.jp/ERD/person/264537/profile-ja.html

障がいのある方を環境の仕組みから支える
榎本 拓哉 准教授
臨床発達心理学研究室
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皆さんは『障がい』ということばを聞いて、どんなことを想像されますか。なんとなく重々しい気持ちや、辛い気持ちが湧いてくる方もいるかもしれません。『障がい』という概念は私たちが生きる社会と切り離すことができないものであり、さらに社会が多様性を担保していることを意味しています。障がいのある方に対して、行動の原因を個人ではなく環境との相互作用として捉える応用行動分析という学問領域から、当事者やその家族・支援者がより生きやすくなるための環境や仕組み作りについて研究しています。

教育研究者総覧 / http://pub2.db.tokushima-u.ac.jp/ERD/person/384996/profile-ja.html

この不確かな世の中で健康に働き、生きていくために
甲田 宗良 准教授
産業臨床心理学研究室
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産業臨床心理学研究室では、働く人の「こころの健康の保持増進」や「労働パフォーマンスの最適化」を目指した研究に取り組んでいます。また、仕事を探している人(求職者)や、体調不良などを理由に仕事を休んでいる人(休職者)の支援にも取り組んでいます。こうした取り組みの基盤には、認知行動理論やマインドフルネスの考え方を活用しています。心理学の理論や支援技法を企業や自治体などの現場に実装するアプローチを志向しています。さらに、メンタルヘルスや自殺対策などの国や地方自治体の施策や事業に、心理学の知見を活用することを通じて、政策立案やその効果検証にも取り組んでいます。

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ネット依存、ゲーム依存の臨床心理学
津村 秀樹 准教授
学習心理学研究室
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本研究室では、インターネット嗜癖(いわゆるネット依存、ゲーム依存)に関する研究を行っています。インターネット嗜癖は、オンラインゲームやSNSなどにハマり、過剰な使用がやめられず、学校に行けなくなったり、友人と会わなくなったりすることによって、学業、職業、対人関係等に大きな支障をきたします。本研究では、どのようなメカニズムでインターネット嗜癖が形成されるのか、どのような働きかけをすれば状態が改善するのかを明らかにし、インターネット嗜癖の効果的な心理療法の開発に貢献したいと考えています。

教育研究者総覧 / http://pub2.db.tokushima-u.ac.jp/ERD/person/346404/profile-ja.html

セルフモニタリングから始まる身心の自己調整法
中塚 健太郎 准教授
スポーツ心理研究室
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スポーツ心理学研究室では、ICTを活用して自分の心理状態を把握できるようにサポートしています。特に、スポーツをする時に最適な心理状態はどんな状態か?これを理解するために必要な能力が『セルフモニタリング』です。最適な心理状態がわかれば、次は調整が必要です。しかし、わかっていても難しいのが心の調整です。専門家が少ない地方において、自分自身を適切な心理状態に調整するため、本研究室では身体から心へのアプローチを用いたさまざまな心の調整に取り組んでいます。皆さんも心身健康コースでセルフモニタリングから身心の自己調整法までを学んでみませんか。

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