teachers教員紹介

中国と台湾に生きる人びと、その歩んだ道のりを学ぶ
荒武 達朗 教授
アジア社会研究室
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東アジアの国々は私たちにとって大事な隣人です。時には衝突、反目することもあるでしょう。しかし、どのような未来図を描くにせよ、相手を知るということはとても重要です。私は中国と台湾の近現代史そして中国語を教えることで、相互理解の促進に貢献していきたいと考えています。と言っても高校で学んできた歴史や公民のような堅い話ばかりではありません。皆さんには、ぜひそこに生きる人びとの等身大の姿にも目を向けてもらいたいと思います。「相手も自分と同じ人間なんだ」と気付けば、とたんに身近な存在になるのではないでしょうか。

教育研究者総覧 / http://pub2.db.tokushima-u.ac.jp/ERD/person/60552/profile-ja.html

地域から世界まで、日本語を通じて考える
村上 敬一 教授
地域言語論研究室
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地域言語論研究室では「日本語」を研究テーマとしています。研究の中心となるのは、地域のことば(方言)と、日本語を母語としない人たちへの日本語教育です。方言は、その土地の歴史、文化、地理、そして人間そのものを反映します。方言を研究することで、地域のさまざまなこと、そこに暮らす人々の考え方やものの見方がみえてきます。 日本、そして徳島県にも、定住する外国人が増えてきました。「日本語」に軸足を置いて、彼ら、彼女たちに役立つ研究にも取り組んでいます。「日本語」を学ぶことで、地域から世界まで、周りの人から自分のことまで、いろいろなことが見えてきます。

教育研究者総覧 / http://pub2.db.tokushima-u.ac.jp/ERD/person/261428/profile-ja.html

哲学を学ぶことで、これまでにない自分になる
山口 裕之 教授
科学史科学哲学研究室
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専門は哲学です。哲学というと「役に立たない学問」の代名詞のように思われがちですが、実は民主主義の思想も自然科学も西洋哲学の中で考えられてきたものです。哲学を学ぶことでそうした現代を形作る枠組みについて理解を深めることができます。また、哲学とは「正しく考える技術」でもあります。独りよがりでなく、誰しもが納得するような、それでいて独創的なことを考えるためにも、哲学を学ぶことは役に立ちます。これは、みなさん自身が成長すること、これまでの自分ではない自分になることにつながります。

教育研究者総覧 / http://pub2.db.tokushima-u.ac.jp/ERD/person/74997/profile-ja.html

比較文化研究で、自分の文化を見直し、新しい文化を創造していく
依岡 隆児 教授
ドイツ文学、比較文学・比較文化学研究室
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専門はドイツ文学(ギュンター・グラス研究)と比較文学・比較文化学です。日欧の文化比較から文化交流や近代化の諸問題をテーマに、板東俘虜収容所の捕虜たちなど外国人が四国について残した文献も調査しています。研究室では比較文化を中心に研究し、文献講読や発表、ディスカッションをし、ときには文化交流実践のために野外実習にも出かけます。本学部では、このような学問を通して、地域(ローカル)をみる視点を持ちながらグローバルに活躍する力を身につけることができるでしょう。皆さんも一緒に学びませんか!

教育研究者総覧 / http://pub2.db.tokushima-u.ac.jp/ERD/person/60544/profile-ja.html

東アジアの思想文化を学ぶ
新田 元規 准教授
アジア思想研究室
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アジア思想研究室は、中国や日本をはじめとする東アジア地域の思想文化を研究しています。アジア思想研究室で学ぶことができる東アジアの思想文化は、儒家思想や老荘思想といった中国の古代思想が中心ですが、それ以外にも、文学作品にあらわれる人々の世界観や日常的な生活意識、社会的背景と結びついた政治・経済の考え方なども、幅広く含まれます。また、徳島大学図書館が所蔵する古典籍のうち、徳島藩と関わりのある貴重な漢籍について、今後、アジア思想研究室で、調整・整理を行う予定です。

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Education & English as a Global Language
カイザー メイガン レネー 准教授
TESOL(外国語としての英語教育)・言語学研究室
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専門はTESOLと言語学です。国際教養コースで担当する科目は、グローバルコミュニケーション、英語教授法、アカデミックコミュニケーションになります。グローバルコミュニケーションでは、言語の広がりやアイデンティティ、英語の世界共通語としての役割、多言語使用と心の関係を探究します。英語教授法では、将来の優れた教師を育成するため、教育制度の理解や実践的なスキルの習得をサポートします。アカデミックコミュニケーションでは、ジェンダー平等、貧困削減、環境持続可能性などのトピックについて、言語スキルを活かして議論・研究・プレゼンテーションを学びます。

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小説を読み解き、日本の文化的・社会的問題を考える
河田 和子 准教授
日本近現代文学研究室
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明治・大正、昭和期から現代までの文学作品を研究します。私自身は大正・昭和期の小説を中心に研究しており、作品が書かれた文化的・社会的背景や同時代の思想との関わりに関心があります。小説はフィクションであっても現実の様々な問題が反映されています。文学表現の面白さとともに、日本の文化的・社会的問題も作中に描かれていることに気づくことで、小説の世界も別の光景が見えてきて皆さんの視野も大きく拡がるでしょう。小説をより深く読む力を身につけて、文学作品に反映されている様々な問題を一緒に考えていきましょう。

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道徳的思考の道筋を整理する
熊坂 元大 准教授
応用倫理学研究室
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倫理学は善悪や正不正、美徳悪徳といった道徳概念を扱います。説教くさい建前の話かと思うかもしれませんが、実は私たちは本音でも倫理を気にかける生き物です。友人や家族には親切にしたくなるし、そういう人たちから軽蔑されるのは嫌なものです。また、ネット上でバズったり炎上したりする事例を見ると、赤の他人の言動の道徳的/非道徳的な側面に感動したり怒ったりする人がかなり多くいることがわかります。倫理学という切り口から自分の心と向き合い、ほかの人たちと理解しあう道を探ってみるのも面白いと思いませんか。

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ドイツ人の視点で学ぶ奥深い日本文学
シートゲス・オラフ 准教授
ヤパノロギー
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専門は日本文学とドイツ語教育法です。特に村上春樹の作品について研究しています。総合科学部では「ドイツ語入門」と「ドイツ語初級」、「日本研究Ⅰ、Ⅱ」、「国際教養演習Ⅰ、Ⅱ」、「総合科学実践講義F(多文化共生論)」、「卒業研究」を担当しています。ドイツ語の授業では1年間基礎的な文法だけではなくて、簡単なドイツ語会話も身につけられます。ドイツ語検定試験についても教えます。ドイツ語学習以外の授業では日本文学(特に村上春樹)や日本映画についての研究ができます。関心を持っている方是非この授業を受講してください。

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芸術・文化を社会との関係で考える
田中 佳 准教授
フランス文化論研究室
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「フランス文化論」という名前ですが、フランス語圏に限らず、芸術や文化が人間と社会の歩みと深くかかわりながら発展してきた様子を研究しています。美術、舞台、音楽、ファッション、カフェなど、どのようなテーマであっても歴史的背景を学びながら理解を深めていきます。私自身のテーマは大きく二つあり、美術館(主にルーヴル美術館)とホスピタルアートです。最近はマスキングテープを使って県内の病院や施設にアートを制作する実践的な活動も行っていますが、これも現代社会ならではのアートの需要/受容の場と考えています。

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