運動疫学研究室では、「心身の健康の向上」を目指し、運動および食事に関する基礎研究を行っています。これまでの研究により、さまざまな運動や食事プログラムが心と体に一定の効果をもたらすことが示されています。しかし、個人に注目すると、その効果には明確な個人差が存在することが知られています。そこで本研究室では、この個人差の背景にある要因として、身体の特性―特に自律神経、腸内細菌、脳―に着目しています。生活習慣や環境と心身の健康との関係を丁寧に検討することで、一人ひとりに最適化された運動・食事プログラムの開発につなげることを目指しています。
教育研究者総覧 / http://pub2.db.tokushima-u.ac.jp/ERD/person/426633/profile-ja.html