teachers教員紹介

世界の戦争や虐殺、人権侵害はなぜ起きるのか。生きづらい日本社会をどう良くするか。
饗場 和彦 教授
国際政治学研究室
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国際関係や安全保障、民主主義、平和構築などを研究しています。最近はウクライナ戦争や日本の防衛政策が重要な課題となっています。また日本の政治と教育にも着目しています。日本は現在、科学技術や経済・産業が衰退し、政府の財政赤字は世界ダントツ、人権や報道の自由度なども先進国最下位レベルです。北欧の人は8~9割の人が選挙に行きますが、日本の投票率は50%ほど。若い世代にいたっては3人に1人しか投票に行きません。日本は元々、長い歴史と豊かな文化、美しい自然、優しい人々から成る良い国のはずなのですが、この現状。根底には教育の問題があります。日本と国際社会を少しでも良い方向に変えるため、一緒に学び行動しましょう。

教育研究者総覧 / http://pub2.db.tokushima-u.ac.jp/ERD/person/60550/profile-ja.html

社会の仕組みや人間の行動をデータから明らかにする
石田 基広 教授
データサイエンス研究室
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AI・データサイエンスを担当しています。ご存知のように生成AIが社会に急速に普及しています。我々の活動の多くが、今後AIに担われるようになるのは間違いありません。その時、我々人間には何が期待されるのでしょうか?その一つとしてAIの応用可能性を追求することが考えられます。AIというと理系分野を想像される方が多いでしょうが、AIの応用範囲は人間活動の多岐に渡りますから、人文社会科学系の人材が活躍できる領域でもあるのです。本研究室ではAIの技術を知り習得し、社会に還元することを目指します。

教育研究者総覧 / http://pub2.db.tokushima-u.ac.jp/ERD/person/60564/profile-ja.html

「昔」を知ることで、あたりまえの「今」が違って見える
衣川 仁 教授
日本史研究室
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日本史研究室では当然「日本史」を学びますが、その中身はけっこう多様です。これまでの卒業研究でも、グローバルなものから地域に根ざしたもの、あるいはジェンダーの視点から問い直すものなどがありました。こうした歴史研究の対象は「昔」なので、「今」と異なることが多いのですが、一方でどこか繋がっていることもあります。なぜ繋がっているのか、いないのか。「昔」を知り、その理由を考えながら「今」を見直すと、私たちが当たり前だと思っている「今」が違って見えてきたりして、そんな時には歴史を学ぶ面白さと意義を感じます。

教育研究者総覧 / http://pub2.db.tokushima-u.ac.jp/ERD/person/72574/profile-ja.html

地域映像アーカイブで世界とつながる
佐原 理 教授
映像・デザイン研究室
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映像デザイン研究室では、 9.5mm フィルム等の戦前に個人が撮影した映像を収集し、地域の方々を交えた上映会の開催を通してフィルムに付随するコンテクストを収集し、地域に還元していくフィルムサイクルプロジェクトを推進しています。このプロジェクトはカナダ、フィンランド、米国の大学等と共同でフィルムの共有を進め、日本から遠く離れた外国とも映像を介してつながり、交流を深めます。また、本研究室では成層圏での映像撮影や地域プロダクトのデザイン等、広告や映像制作およびデザインの領域から地方創生に貢献しています。映像によって地域をデザインするという考え方です。

教育研究者総覧 / http://pub2.db.tokushima-u.ac.jp/ERD/person/292992/profile-ja.html

地域文化をフィールドワークする
髙橋 晋一 教授
文化人類学・民俗学研究室
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私は、日本・東アジアの民俗文化の研究を、フィールドワークを通して進めています。メインは祭りや民俗芸能の研究ですが、研究室では、日本を中心とした民俗文化の伝承と変容についての研究を幅広く行うことができます。最近の学生の研究テーマを挙げると、藍染、阿波踊り、四国遍路、阿波晩茶、けんか祭り、石見神楽、雨乞い習俗、丹波の酒造り、ペット供養、首切れ馬伝説、三好の妖怪のまちづくり、神戸華僑の獅子舞など多岐にわたります。関心のあるテーマを自由に選び研究することが可能ですが、「現場(フィールド)から考える」を研究室のモットーとしています。

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地域の力を最大限引き出すことで難局を乗り切るまちづくりを考える
田口 太郎 教授
地域計画学研究室
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徳島に限らず日本中でさまざまな地域課題が噴出しています。この解決にむけて国や県、市町村などでさまざまな取組みが行われていますが、最終的には地域に住む方々の持つポテンシャルを最大限活かすことが大切です。私の研究では、地域の方々とどのようにその地域の未来を描き、実現していくか、更にはそれを実現するためにどの様な政策が必要であるか、について考えています。また、その方法は日本に限らずアジアをはじめ世界中の地域へ応用していく可能性もあるため、日本の地域社会で得られた知見の海外展開も含めて考えています。

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実体験を通じて、地域をデザインする
段野 聡子 教授
地域経済論研究室
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地域経済、会計、経営を担当しています。地域経済が自立的発展を遂げるためには、地域を支える産業の活性化と政策について学ぶことが重要です。そのため、私の研究室では、現場体験学習を取り入れています。行政機関や企業を訪問し、政策や財務状況について、ヒアリングやアンケート調査を行い、講義で習得した理論を実社会に落とし込んでいきます。ビジネスプランコンテストへの参加、自治体の審議会における政策提言などを通じて、地域における「即戦力となる人材育成」に向けた研究・教育に取り組んでいます。皆さんも一緒に総合科学部で地域をデザインしてみませんか。

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考古学を通した先史時代の地域社会
中村 豊 教授
考古学研究室
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考古学研究室では、 主に先史時代、特に縄文・弥生時代の研究を通して地域社会の原点、すなわち起源と展開について明らかにしていきます。これまで考古学研究室では、主に農耕の起源、結晶片岩製石器の生産と流通というテーマから、当該期の社会について検討を行ってきました。縄文時代末期から弥生時代にかけて、灌漑水田稲作とともに畑作が重要な役割を果たしてきたことを明らかにしました。また、結晶片岩製の石器が、縄文・弥生時代を通じて近畿から中四国地方一帯に広く流通していたことも明らかにしてきました。今後はこれらの成果をさらに深めるとともに、徳島県南部地域(おもに那賀川上流域)の縄文・弥生時代について発掘調査を行ない、吉野川流域との比較検討を行なっていく予定です。

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まちづくりの実践を通じて楽しみながら、観光まちづくりを考える
矢部 拓也 教授
地域社会学研究室
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本コースの魅力は、国内外のフィールドワーク経験の豊富な教員が多く、学生との距離が近いので、アクティブに行動する意欲があればいくらでも可能性を広げることができる点です。私の専門は地域社会学で、実際に自分でもまちづくり活動を実践しながら研究を行っています。最近は、鳥取県や福井県が認定を目指しているナショナルサイクルルートに関する講座を行ったり、徳島でサイクリングツアーを行い動画を制作したり、JR四国との連携事業で学生たちと観光ツアーを提案して実際にツアーを実施したりしています。決められた勉強だけではなく、自分で世界を切り開いて行きたい方には、ぜひ地域デザインコースをお勧めします!

教育研究者総覧 / http://pub2.db.tokushima-u.ac.jp/ERD/person/72577/profile-ja.html

情報通信技術を取り込んだ都市/建築空間のデザイン
掛井 秀一 准教授
空間デザイン研究室
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インターネットがどこでも使えるようになり、スマホやタブレットを誰もが持ち歩くようになり、モノとモノがつながるIoTも普通に見かけるようになりました。そんな現代では、木材やコンクリートと同じように情報もヒトが暮らす環境を構築する素材であると言えます。「空間デザイン研究室」では、情報通信技術を応用することで、その人にとってより適切に機能する環境を生成するシステムの開発や、情報通信技術が取り込まれた環境の評価についての研究に取り組んでいます。皆さんも、これからの都市や建築をデザインしてみませんか。

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