voice学生の声

Category

留学で言語を学び
言葉から文化を学ぶ
柴田 陽菜子さん
国際教養コース
広島県出身
View more

私は海外の文化に興味があり、さらに国際交流を通して海外から見た日本や日本文化の魅力に気付き、日本語教育や国際的な視野を学びたく国際教養コースを選びました。大学では異文化理解や多文化共生、日本語学、教育学などについて学び、また、高校から独学していた韓国語を本格的に学びたく、2年次に半年間休学し、大学の支援のもとで韓国・建国大学言語教育院に留学しました。その他にも台湾での短期留学や中国での日本語教育実習など様々な経験をし、多様な価値観や言葉の在り方について学んだだけでなく、国や文化を超えた人との繋がりの素晴らしさを感じ、課題解決力も身につけることができました。これからは徳島大学で日本語・英語教育に加えて社会言語学、特に第二言語習得論について研究し、卒業後海外の大学院で日本語教師として活動しつつ言語教育についてさらに学んでいきたいです。そして将来は、世界と日本を繋げることのできる日本語教師になりたいと考えています。

世界との繋がりを感じ
多角的な視点から
問題意識を持つ
児玉 栞奈さん 
国際教養コース
岡山県出身
View more

私は1年次に学内の異文化交流イベントに参加した際、異なるバックグラウンドを持つ人に興味を持ち、国際教養コースを選択しました。 このコースでは、世界の歴史や文化だけではなく、自国についても学ぶことができるカリキュラムが魅力です。 私はイギリス史を専攻しており、現代のイギリスが抱える問題について歴史的背景を踏まえながら考察し、ゼミ内でのディスカッションを通じて更なる理解を深めています。 また、多様な留学プログラムがあり、私自身、台湾に文化研修、韓国に半年間の交換留学の機会を得ました。 アジア圏にありながらも世界各国から留学生を受け入れ、グローバルな環境で学べることが韓国留学を選んだ大きな理由です。 韓国の慣習や価値観を学ぶ授業では留学生が自国を紹介する機会がありました。 日本の文化と比較しながら、他国の文化についてリアルな話を聞くことができ、教科書では学ぶことのできない貴重な経験をすることができました。 これらの学びを生かし、将来は広い視野を持ち、時代の変化に柔軟に対応できる社会人になりたいです。

日常で感じる異文化が
グローバルな発想の源
児島 千晶さん
国際教養コース
山口県出身
View more

私は日本にいては決して見ることのできない風景やその国の食べ物、そして異なる文化に魅力を感じ、国際的な知識を身につけたいという思いで総合科学部国際教養コースへ進みました。1年次は徳島大学の短期留学プログラムを利用し、アメリカのポートランド州立大学等で学びました。観光旅行ではない内容の濃いプログラムは私をより国際的な人材に近づけてくれました。2年次の現在は4ヵ国目となる韓国に長期留学中です。世界中から留学生が集まる慶北大学では1年次で身につけた基礎教養や海外での経験をもとに充実した毎日を送っています。私は寮でトルコ出身のルームメイトと生活しており、彼女は私と育ってきた環境や文化が全く異なります。二人で真っ赤な韓国料理をつつきながらお互いの生い立ちや家族の話、そして自国の社会制度や文化まで様々な話題について話す時間が何よりも楽しく私にとって最も大切な時間です。今後も語学力の向上に努め海外に足を運び様々な人と交流を楽しむことが私の夢です。

比較することで
互いの文化を理解する
加川 怜子さん
国際教養コース
徳島県出身
View more

私は元々、ドイツ文学・文化に興味が強く、それらを学べる国際文化コース(2016年に国際教養コースに改組)を選びました。1年次では、基盤となる基礎英語・文化系の基礎科科目を学び、2年次から3年次にかけては、海外文学の授業や、実際に英語で コミュニケーションを取る実用外国語演習などを学び、海外での自治問題も含め日本以外にも目を向けるようになりました。また、2年次の「比較文化論」の授業では、「比較する」を切り口に相違点を知り、相対的に考察することで、その国・地域の特色を学ぶという比較文化論の手法にとても心惹かれました。「比較」の面白さに気付き、更に詳しく学びたいと考え、比較文化ゼミで日々、研究を進めております。異文化理解や自文化について耳にすることが多い現代ですが、知るだけではなく、お互いを受け入れるために自分はどう考え、何ができるかという自分なりの答えを、今後も持ち続けたいと考えています。

子ども食堂を通じて子どもたちへ居場所の提供と学習支援
村﨑 弘汰さん(2年生)
国際教養コース
ぽかぽか食堂 代表
View more

「ぽかぽか食堂」という子ども食堂の運営を徳島大学生だけで行っています。私たちの活動の目的は子どもたちに家でも学校でもない第3の居場所を提供することです。多くの子どもたちは家か学校しか所属するコミュニティーがありません。家族や友達に話せないような悩みや相談がある時に大学生のお兄ちゃんやお姉ちゃんに気軽に話せる場をメンバー全員で作っています。「ぽかぽか食堂」という名前には、食堂を利用する子どもも大学生も安心して利用でき、ぽかぽかする気持ちになってほしいという思いを込めました。子どもたちが大学生と一緒に遊んだり、勉強したり、ご飯を作ったりして仲を深めることで、異世代交流の場が生まれ、地域に活気と好循環をもたらすことができると考えています。
(2023年度執筆)

言葉への想いを育んだ大学生活
子どもたちにも伝えたいこの魅力
武田 真智子さん
国際教養コース 卒業
東みよし町立三好中学校
View more

私は入学当初から方言や言葉に興味があり、国際教養コースで社会言語について学びました。方言調査や日本語と他言語との違いを学ぶ中で、日本語の表現の多様性に気づき、その「おもしろさを伝えたい」という思いから、国語科の教員になりました。また、総合科学部のプログラムにある台湾研修や日本人学校での外国の方との交流、同年代の仲間や先生方、調査で出会った幅広い年代の方々との交流を通して、多様な文化や価値観を知ることができました。総合科学部での学びと経験は、自分の将来を決めるうえで大いに役立ちました。大学時代に多くの人と関わった経験は、先生となった今、生徒一人ひとりと向き合い、寄り添う上で大きな力となっています。

日本語教師の夢を叶えるため
積極的にイベントに参加
飯田 紗也さん
国際教養コース 卒業
エール学園
View more

私は現在、留学生が多く在籍する専門学校で留学生のクラス担任や日本語の授業、 生活・進路指導、行事運営などの仕事をしています。
大学入学時から日本語教師になるのが夢だったため、在学中は日本語教育を副専攻で学び、カナダへ留学し日本語教育実習もしました。また、学内の留学生とも積極的に交流し様々なイベントに参加しました。在学中に学んだ日本語教育に関する知識や実習の経験は現在の仕事におおいに役立っています。総合科学部での学びがあったからこそ私の夢は実現できたと思います。

幅広い知識を学べた4年間が、
今の私の礎になっている
近藤 里さん
国際教養コース 卒業
株式会社エス・ティー・ワールド
View more

総合科学部は幅広い知識を学ぶことのできる学部です。様々な角度からの教養を深めることができた大学生活は、自分の視野を広げる4年間だったと、卒業した今、強く感じます。ゼミでの活動は自分がそれまで関わっていなかった人たちと関わるきっかけになり、大学4年生でも新しいことを学び、新しい関係を作ることが出来る事を感じました。4年を通して得た沢山の経験は就職活動においても自分の支えとなりました。現在は海外旅行を取り扱う旅行会社に就職しましたが、社会人になって蓄積して いく知識の土台となっている事も多くの場面 で感じています。

自分の好きなことを
仕事の強みに変えてくれた
内海 早瑛さん
国際教養コース 卒業
法務省出入国在留管理庁
View more

総合科学部では多種多様な知識を深めることができますが、中でも私は応用言語学の研究を行っていました。大好きな英語を応用言語学の視点から研究することができ、非常に実りのある大学生活でした。ゼミ内では英語でディスカッションをしていたので、語学力も向上しました。私の仕事は外国人の方を相手にするので、多言語が必要不可欠です。関心があることを大学時代に学んでいたから、社会人になった今、大変役立っています。総合科学部は自分が関心のあることは何か見つけることができる学部です。

制度も使って、
自分流に成長できた
唄 七実さん
国際教養コース
カナダ ケベック・ビショップス大学
View more

私は大学3年次の時、 8ヵ月間カナダのビショップス大学に留学しました。初めの4ヵ月はとても大変だったことを覚えています。最初は、英語がすぐに出てこないので会話がスムーズにいかなかったうえ、大学が小さかったので他の日本人留学生の英語力がいやでも目についてプレッシャーを感じてしまい、余計に話せなくなっていました。そんな中で状況を変えたくて、冬休みに私は一人でアメリカに行き、友達の家に一週間泊まることにしました。その後も、とにかくいろんなイベントに一人で行き、プレッシャーを感じない場所でたくさん話すようになりました。これがきっかけになったのだと思います。前は他人と自分の英語力を比べてばかりいたのですが、気付けば過去の自分と比べることで前向きに英語を勉強できるようになっていました。それにより、英語の上達もはやくなった気がします。これは他のことにも当てはまると思います。皆さんも自分を成長させたい時は、他人とばかり比べないで、過去の自分と今を比べてみてください。

TOP