留学体験記 – 元木 春伽さん

学科 / コース:社会総合科学科
留学先 / 期間:ネパール(海外フィールドワーク) / 2019年9月中旬~下旬(2週間)

●いつごろから留学の準備を始めましたか。または意識しましたか。
留学の準備を本格的に始めたのは出発の一週間前。しかし、予防接種や保険の手続きは一か月前から始めた。

●なぜ留学先にその大学(またはプログラム)を選びましたか。
将来、途上国で働きたいと考えておりアジアの最貧国といわれているネパールへの留学がスキルアップにつながると考えたので、参加した。

●留学に向けてどのような勉強をしましたか。
国際協力について取り扱った。国際協力の進め方や進めるうえでの注意などを学んだ。また、留学に向けてネパールの基本事項なども。

●留学中、現地の方や他の留学生と、どのような交流がありましたか。
現地の茶屋や茶園、茶に関連する職業に就いている人に作り方、色、サイズなどについて聞き取り調査を行った。

●留学中の楽しかったエピソードを教えてください。
ある日の天気や気温、湿度などの自然条件によって一枚の茶葉から多種多様な茶の味を引き出すことができると初めて知ったこと。

●留学中、困ったことはありましたか。
現地訛りの英語を聞き取り、コミュニケーションを取ること。

●留学前と後で自分自身での変化はありましたか。
留学前は茶に全く興味がなかったが、留学後は茶に関する知識が増え茶自体に興味を持つようになった。

●留学で得たものは何ですか。
英語が「世界共通語」ではないということ。国によって訛りがあり、会話が成り立つのに時間がかかり、滞在中は積極的に話すことができなかった。しかし、英語が「世界共通語」ではないと気付くと自ら話しかけることができ、得られる情報が多くなった。

●留学での経験が生活にどのように影響しますか又はしていますか。
人類学を専攻するうえで必要になるフィールドワークの方法を一年生で学ぶことができたので、今回の留学での経験は来年以降に役立つと思う。

●これから留学を考えている人へのメッセージをお願いします。
留学先は絶対に旅行で行かないところに行くと私は決めている。今(在学中)しか行くことができない場所はどこかと考え、留学先を選んでほしい。途上国への留学は肉体的だけでなく精神的にもキツイが、実際に体験してから次の渡航に生かしてほしい。ただ、先入観だけで留学先の候補から途上国を外すのはやめてほしい。

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