学科 / コース:社会総合科学科 地域創生コース
留学先 / 期間:育達科技大学(台湾) / 2024年3月7日~3月19日
●いつごろから留学の準備を始めましたか。または意識しましたか。
大学中に海外に行きたいという想いは入学時からぼんやりとは抱いていましたが、いざ留学に行くと決めたのは応募締め切りの2日前でした。その時点で留学に行く2~3ヶ月前だったので、その時期からパスポートや奨学金の申請を始めました。
●なぜ留学先にその大学(またはプログラム)を選びましたか。
初めての海外だったので、比較的日本から近くて、治安が安定している国が良いと思っていました。それと、台湾の食べ物に興味があったからです。(小籠包・かき氷・タピオカ・餃子等々!!)
●留学に向けてどのような勉強をしましたか。
大学一年生の時に中学語を一年間勉強していたので、そのときの教科書を見返したり、基本的な挨拶を覚えたりしました。(実際に現地では你好,谢谢くらいしか話せなかったので、それ以外のフレーズは現地の学生に教えてもらったり、実際に使ったりする中で覚えていきました。)
●留学中、現地の方や他の留学生と、どのような交流がありましたか。
主に、日本語でお互いの文化を紹介し合うことがほとんどでした。最初の方は、授業で交流するくらいでしたが、仲良くなった人とは休みの日に街へ遊びに出かけました。そこで、ご飯を食べたり、現地の流行を教えてもらったりしました。
●留学中の楽しかったエピソードを教えてください。
毎回のご飯がとてもワクワクしました。おいしいものもあれば、そうじゃないものもあって、文化の違いを感じることができておもしろかったです。それと、台湾は雑貨がとてもかわいかったのでお財布のひもが緩みっぱなしでした。
印象的な出来事といえば、無性に日本のラーメンが食べたくなって就寝前に友達と閉店ギリギリの一風堂に走って食べに行ったことです。
●留学中、困ったことはありましたか。
言語がいちばん困りました。とっさに会話するとなったときに覚えたフレーズが出てこなかったり、スマートフォンの翻訳機を使おうとしてもうまく使えなかったりしました。
また、衛生面が日本とは異なりました。ポケットティッシュは必須です。
●留学前と後で自分自身での変化はありましたか。
自分のふるさと(日本・徳島)に対する想いが変わりました。留学はとても充実していて、台湾のことが好きになりましたが、それと同時に日本の素晴らしさに気づきました。ふとした瞬間にそう感じる瞬間が多々ありました。(どちらが優れているというわけではないです)これは海外に行って、外国人になってみないと気づくことができないと思います。
●留学で得たものは何ですか。
「百聞は一見にしかず」ということわざの経験です。
●留学での経験が生活にどのように影響しますか又はしていますか。
留学中の毎日は日本では感じることができない驚きや発見でいっぱいでした。それがとても興味深かったのでもっといろいろな国に行き、文化の違いや景色を自分の目で見てみたいと思うようになりました。また、異文化を受け入れることも大切ですが、自分の国の文化や特徴を理解し、自分の言葉で表現する力も必要だととても感じたので、徳島や日本全国の行けるところには行って魅力を発見するというのが、今の目標です。
●これから留学を考えている人へのメッセージをお願いします。
大学に入るとみんな口を揃えて、「留学には行った方が良い!」と言ってくれるので、私は内心「はやく留学に行かないと、、、」と謎に焦りを覚えていました。留学に行った今だから言えることではありますが、留学に無理に行く必要はないですし、社会人になってからも海外に行く機会はあると思います。ただ、せっかく大学に4年間もいて、長期休暇が確保されていて、奨学金制度も整っているので学生のうちに海外に行ってみる方が良い気がします。
行って後悔するより、行かなくて後悔する後悔の方が大きいと私は思っています!頑張ってください!