学科 / コース:社会総合科学科 国際教養コース
留学先 / 期間:レイリア工科大学(ポルトガル) / 2024年3月15日~3月25日
●いつごろから留学の準備を始めましたか。または意識しましたか。
以前からヨーロッパへの留学には興味があり、留学希望者向けの英語講座などを受講して英語のスピーキングの向上を図った。
●なぜ留学先にその大学(またはプログラム)を選びましたか。
行先がヨーロッパで、春休みでちょうど予定が無い日程で組まれており、興味のある大航海時代周辺の歴史を学べると聞いたから。また、非英語圏なのでお互い英語が第二言語なため、気負いなく会話できると思ったから。
●留学に向けてどのような勉強をしましたか。
ヨーロッパの中世から近代にかけての通史の復習(先生と議論を交えながら)とヨーロッパと日本の社会構造や考え方の違いを教わった。また、英語スピーキング講座の受講、簡単なポルトガル語の勉強やヨーロッパでのマナーなどを先生から教わった。
●留学中、現地の方や他の留学生と、どのような交流がありましたか。
レイリア工科大学のパートナーの人にポルトガル語を教えてもらった。レイリア市内で周った複数の施設の案内もしてくれて、施設の担当者の説明を英語に翻訳して説明してくれた。一緒にカフェに行ったり、ご飯を食べたりできて楽しかった。また、他のレイリアの学生とも仲良くなれた。5日間という短い期間で学生とアジアとヨーロッパの文化の違いについて面白く話せて本当にいい経験になった。
●留学中の楽しかったエピソードを教えてください。
日本のアニメ通の学生がいて、私の何倍も詳しくて驚いた。予想以上に街の人に声をかけられた。日本にはぜひ一度行ってみたいんだと話してくれたり、「こんにちは」と日本語であいさつをしてくれたりと気さくな人が多くて楽しかった。
●留学中、困ったことはありましたか。
ドミトリーのシャワーが最後まで水だったこと。小骨がある魚料理や米をフォークとナイフだけで食べなければならなかったこと。意外と現金支払いが必要で、手持ちが足りなくなりそうだったこと。
●留学前と後で自分自身での変化はありましたか。
語学力が少しあがった。英語を聞いたり話したりすることが多かったので以前より英語が聞き取れるようになった。また、初対面の人や外国の方に話しかけるハードルが下がった。
●留学で得たものは何ですか。
文献や写真だけでは分からないようなヨーロッパに関する知識。予想外のトラブルやハプニングに動揺しすぎない心構え。行動力。
●留学での経験が生活にどのように影響しますか又はしていますか。
言葉のせいで留学先の人とうまくコミュニケーションが取れずもどかしい思いをしたので英語の勉強により力を入れたいと思った。また、ヨーロッパに実際に足を運べて、以前よりもポルトガルを含めヨーロッパに興味を持てた。
●これから留学を考えている人へのメッセージをお願いします。
英語が得意でなくとも、行きたいという気持ちがあれば絶対行った方が良いです。日本とは違う街の雰囲気を知り、様々な人と知り合える絶好の機会です。