学科 / コース:社会総合科学科 国際教養コース
留学先 / 期間:ルンド大学(スウェーデン) / 2023年1月8日~2024年1月18日
●いつごろから留学の準備を始めましたか。または意識しましたか。
長期留学に行くというのは大学入学前から決めていました。そのため留学費用を貯めるために入学したころからアルバイトをしていました。入学後は学務係に行って質問したり、留学に行く先輩に話を聞いたりして情報を集めるようにしていました。
●なぜ留学先にその大学(またはプログラム)を選びましたか。
私は移民問題や男女平等に興味があったため、それらが発展しているとされるスウェーデンを選びました。また単純に知らない土地で生活してみたいという思いがあったので、北欧というあまり馴染みのない地域へ行ってみようと思いスウェーデンに決めました。
●留学に向けてどのような勉強をしましたか。
大学で開かれている留学希望者向けの英会話の授業への参加、英語コミュニケーション講座への参加など英語を使う場面が増えるように心がけました。日常的には海外の方のvlogを見たり、洋楽を聞いたり、楽しく長期的に英語に触れることを意識しました。
●留学中、現地の方や他の留学生と、どのような交流がありましたか。
メンターでのアクティビティや寮でのパーティー、language café、授業など多くの学生と関わりやすい環境がたくさんありました。メンターグループではBBQやアイススケート、クラブ、Fika、potluck party(それぞれご飯を持ち寄ってシェアする)などのイベントを通じて、様々な国から来た学生と交流し、その中で異文化交流をしたり友達を作ったりしました。
●留学中の楽しかったエピソードを教えてください。
普段の何気ない日常が何よりも楽しかったです。一緒にお互いの国の料理を作ってシェアをしてお互いの文化について話をしたり、寮で定期的にパーティーをしてそれぞれの国の飲みゲームをしたり、カフェでFikaをしたりなど、とにかく友達と会って話す時間がとても楽しくて思い出に残っています。仲良かった友達の一人の家族がルンドを訪れた時一緒にFikaをしました。温かい家族の輪に入って一緒に話をしたのは特に印象に残っています!
●留学中、困ったことはありましたか。
就活と現地での生活の両立がきつかったです。私は3年生の代に留学に行ったので就活と時期が少し被っていました。時差や現地での授業と面接を同時で進めるので精神的にしんどい時期もありましたが、日本から定期的に電話をして情報を共有したり、助け合うことができる友達や話を聞いてくれる現地の友達がいてくれたので乗り越えることができました。留学中の就活は大変でしたが、留学を通じて自己分析がしやすかったので役にたった部分もたくさんありました。
●留学前と後で自分自身での変化はありましたか。
自分自身で考える力や行動する力が身につきました。1年間知らない土地で自分で生活をするという経験をしたことで周りに合わせて行動するというよりも、自分で考えて行動すると自分軸が前と比べてしっかりしたように思います。
●留学で得たものは何ですか。
素敵な友達たちです。自分の英語力向上に繋がったのも出会った友達ともっと話がしたいという気持ちからでした。自分とは異なる考え方や経験をしてきた友達と日常的に交流することで助けられた経験がいくつもありました。1年、人によっては半年という短い付き合いでしたが、ルンドを離れてからも定期的に電話やメッセージをしたり、日本まで、地元まで会いに来てくれる友達がいまでもいます。
●留学での経験が生活にどのように影響しますか又はしていますか。
経験したことのない部分に飛び込んで新しい経験をすることが最初は不安でいっぱいですが、飛び込めばどうにかなる!精神がついたので、新しいことに挑戦することに対しての壁がかなり低くなりました。
挑戦しない方がもったいないと思えるようになったので大学生活最後の年は興味のあるものに全部挑戦してみたいと思っています。
●これから留学を考えている人へのメッセージをお願いします。
知らない土地で慣れない言語で生活することに対して不安があるかもしれませんが、時間もたくさんあって、奨学金など金銭的な補助もたくさんある大学生のうちに自分のcomfort zoneを出て海外に行くことで新しい出会いや発見に出会えると思います!短期でも長期でも海外での生活は言語能力の向上だけではなく一生の思い出になると思うのでぜひ少しでも気になっている人は挑戦してほしいです!