留学体験記 – 菅 世菜さん

学科 / コース:社会総合科学科 公共政策コース
留学先 / 期間:スペイン(地域創生文化研修) / 2023年8月28日~9月12日

●いつごろから留学の準備を始めましたか。または意識しましたか。
 出発の半年前に参加申し込みを済ませました。本格的な準備に取り掛かったのは1ヶ月前です。

●なぜ留学先にその大学(またはプログラム)を選びましたか。
 スペインの歴史や文化に興味があったのと、異文化に触れてみたいと思ったため、選びました。

●留学に向けてどのような勉強をしましたか。
 週に1回、引率の先生がスペイン語講座を開いてくださったので、参加しました。必要最低限の会話ができるように、あいさつや、自己紹介、尋ね方、数字、よく使う言葉を学びました。

●留学中、現地の方や他の留学生と、どのような交流がありましたか。
 他の留学生とともに現地で日本語教室を開きました。小さい子から大人の方まで、たくさんの人とお話できました。また、教会でミサを見学しました。その際、現地の人から教会や、カトリックの歴史について教えてもらいました。他にも、パーティーに招待され、スペインの家庭料理を味わうことができました。また、現地のお祭りで、たくさんの人と踊ったり、写真を撮るなどしました。

●留学中の楽しかったエピソードを教えてください。
 現地のお祭りが楽しかったです。みんなで一緒に踊る機会はあまりないので、新鮮で、貴重な経験ができました。ダンスを教えてくれる現地の方もいて、より楽しめました。

●留学中、困ったことはありましたか。
 飛行機の乗り継ぎ時間が想像より長くて疲れました。次の飛行機に乗る前に疲れてしまったので困りました。また、飛行機の到着時間が遅れて、乗り継ぎの時間にギリギリになってしまったこともありました。

●留学前と後で自分自身での変化はありましたか。
 少し楽観的というか、前向きになったような感じがします。私は今回の留学が初めての海外だったので、たくさん刺激を受けました。世界の広さを実感し、小さなことで悩むことが減ったように思われます。また、「外国語が好きだ」ということを自覚するとともに、もっと色々な国に行きたいと思うようになりました。留学に行くまでは、日本を出ることが怖くて、不安でしたが、スペインを旅した今では、「次」のことばかり考えています。

●留学で得たものは何ですか。
 休みは悪ではないということをシエスタの習慣から学びました。また、言葉が通じない状況において、歩み寄ることの大事さを学びました。共通の言葉がなくても、通じ合うことができるということを実感しました。表情や身振り手振りなど、コミュニケーションで重要なのは言葉だけではないということがわかりました。

●留学での経験が生活にどのように影響しますか又はしていますか。
 休みをほどよく取り入れるようになりました。これによってメリハリのある生活を送れているように思われます。また、外国語の勉強のモチベーションが向上しました。現地で会話できた時の喜びが忘れられません。もっと話せるように、頑張っています。

●これから留学を考えている人へのメッセージをお願いします。
 まとまった時間を取れるのは今しかないと個人的に思います。現地でしかできないことがたくさんあります!

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