留学体験記 – 秋月さくらさん

学科 / コース:社会総合科学科 国際教養コース
留学先 / 期間:ルンド大学(スウェーデン) / 2022年1月~2023年1月

  
●いつごろから留学の準備を始めましたか。または意識しましたか。
大学に入学する前から留学を意識していました。準備をしだしたのは1年の夏からです。早めに留学をしたいと思っていたので入学直後から留学に関する情報は集めていました。

●なぜ留学先にその大学を選びましたか。
昔からヨーロッパに興味があり、その中でもスウェーデンはいつか行ってみたいと思っていました。公用語が英語では無いのに殆どの人が英語を話せる、また北欧は比較的治安がいいという安心感がありスウェーデンを選びました。

留学に向けてどのような勉強をしましたか。
リスニングが少しでもできるように映画などを見ていました。

●留学中、現地や他の留学生と、どのような交流はありましたか。
スウェーデンの人たちは非常に優しく非常に様々な交流がありました。特に記憶に残っているのは私が大きな荷物を持ってバスに乗ろうとしているとその場にいた人が手伝ってくれたり、指定席の列車に乗る際に席の場所がわからず困っていると近くにいた人が助けてくれたりしたことです。私は寮に住んでいたので学校外でも常に交流がありました。ディナーパーティーやクリスマスパーティー、学期末の大掃除などのイベントでの交流がありました。

●留学中の楽しかったエピソードを教えてください。
スウェーデンで過ごしていた1年間はすべてのことが楽しかったです。ハロウィンやクリスマス、ミッドサマー、ルンドカーニバルなどの季節のイベントはもちろんのこと、休日にパーティーに行ったり、前期にできたフィンランド人の友達に会いにフィンランド旅行に行ったり、帰国前日に友達の誕生日会をしたりと書き切れないくらい楽しいことがたくさんありました。特にTDCと呼ばれるルンドの学生寮で伝統的な学期に一度のパーティーがありそれがとても楽しかったです。

●留学中、困ったことはありましたか。
留学中は特に困ったことはありませんでした。たとえ困ったとしても友達や周りの人が助けてくれるので、自分から積極的に助けを求めることが大切です。留学前に寮や住居を決めなければならないのですが、ルンドは学生数に対して学生寮の数が足りていないのでそれを探すのが大変でした。留学が決まったら住居探しと居住許可申請(ビザのようなもの)を早めにすることをおすすめします。

●留学前と後で自分自身での変化はありましたか。
留学をしてから自分に自信がついたと思います。また、英語に対する考え方も変わりました。留学前は正しい英語を話さなければいけないと思っていたのですが、実際話してみるとコニュニケーションにおいては、英語の正確さより伝えようとする気持ちが大切だと気づかされました。

●留学で得たものは何ですか。
留学で得たものは友達です。何気ないことで笑ったり、困ったときは助けあったり、悩みがある時は相談に乗ってもらったりと、彼らのおかげで私の留学生活は毎日楽しく素晴らしいものになりました。彼らとの交流を通じて、自分自身が成長し、新しいアイデアや視点を得ることができたと思います。私は留学が楽しくて帰国するのが寂しくて、また友達と離れるのが辛くて友達によく相談していました。その度に彼らが優しい言葉をかけて励ましてくれました。いつか成長して彼らに会いに行けるように頑張ろうと思います。

●留学での経験が生活にどのように影響しますか又はしていますか。
留学中に出会った人たちは文化もバックグラウンドも様々であり、今後の道や将来の夢もバラバラでした。その人たちの生き方や考え方を聞いていると自分も周りと全く同じである必要はないし、自分のしたいことに挑戦してみることも良いんだなと思うようになりました。

●これから留学を考えている人へのメッセージをお願いします。
留学は簡単なものではありません。慣れない環境での生活や文化の違いに戸惑うこともあると思います。しかし留学は人生においてきっと特別な思い出になります。楽しかったことも、苦労したことも留学中に経験したことは今後の人生の支えになるし、自分を成長させてくれます。大学は留学するのに最適なチャンスです。留学をして後悔をすることはないので、このチャンスを逃さないようにしてください。

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