留学体験記 – 武市有未さん

学科 / コース:社会総合科学科 国際教養コース
留学先 / 期間:慶北大学(韓国) / 2022年9月~2022年12月

・いつごろから留学の準備を始めましたか。または意識しましたか。
意識したのは大学一年の夏です。
慶北大学のオンライン留学プログラムを履修し実際に留学したいと思いました。

・なぜ留学先にその大学(またはプログラム)を選びましたか。
留学以前に海外に行ったことがなく、韓国なら日本と距離や食文化も似ており文化や経済的な心配が少なかったことや、もともと韓国文化に関心があり韓国語を少し理解できるため生活に適用しやすいと思ったからです。

・留学に向けてどのような勉強をしましたか。
英語の勉強だけでなく韓国語の勉強もしました。
また、私が勉強したかったことは国際関係や日韓関係についてだったので、韓国の現代史や日韓関係に関して主に勉強しました。

・留学中、現地の方や他の留学生と、どのような交流がありましたか。
韓国人の学生だけでなく、メキシコやドイツなど様々な出身地の学生と交流をしました。
カフェで授業のグループワークの準備をしたり、一緒に繁華街にショッピングに行ったりしました。
授業外でも、留学生を対象に(大学のある)大邱バスツアーなどを大学が実施してくれたので、そこで多くの学生と話をしたりできました。

・留学中の楽しかったエピソードを教えてください。
一番印象に残っているのは、仲良くなった韓国人学生のお宅の夕食に招待してもらったことです。韓国料理はよく外食でも食べていましたが、お母さんに作っていただいた家庭の味はおいしいだけでなく、愛情にあふれており、留学をして現地の人と親密な関係にならなければ絶対にできない体験だったと思います。

・留学中、困ったことはありましたか。
授業で英語を話すときに自分の意見を100パーセント伝えるのが難しく苦戦しました。実際の会話になると知っている単語が出てこなかったり、文法を間違えたりしていたと思いますが、周りの学生が理解しようとしてくれたので、とにかく話して、できる限り伝えられるように努力しました。

・留学前と後で自分自身での変化はありましたか。
留学をするときに、何に対しても挑戦してみようという意識を持っていったので、積極性が増したと思います。また様々なバックグラウンドをもつ学生と話をする中で様々な考えを知りもっと多面的なものの見方をしようと強く思うようになりました。

・留学で得たものは何ですか。
一番大きいのは友人ができたことです。留学を終えてからもSNSでチャットをしたり、一緒に旅行に行ったり、誕生日プレゼントの交換をしたりしています。各国に友人がいることでその国を身近に感じ、より関心を持つようになりました。

・留学での経験が生活にどのように影響しますか又はしていますか。
短い留学生活でしたが、それを達成したということは自信に繋がると思います。また国際的な視野も以前より広くなったと感じます。生活のなかでいろいろな国際ニュースを見聞きしますが関心度が高くなったと思います。

・これから留学を考えている人へのメッセージをお願いします。
留学は準備が大変ですが、それ以上の価値があると思います。その国で友人ができたり、様々な人と交流したり、様々な場所に訪れたり、経験したことは人生の財産になると思います。行ってみたらどうにかなることがほとんどなので、迷っていたらぜひ留学をしてほしいなと思います。また、留学に発つ前には、日本文化や社会についての知識や自分の考えを持っておくことを強くお勧めします。勉強することにもよりますが、自国の文化や政治、社会と比較して意見を尋ねられることが多いです。外国の学生を見るとそこではっきりと自分の意見を言える人が多かった印象があります。

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