留学体験記 – 佐野 みどりさん

学科 / コース:社会総合科学科 国際教養コース
留学先 / 期間:ルンド大学(スウェーデン) / 2019年8月~2020年1月

●いつごろから留学の準備を始めましたか。または意識しましたか。
意識し始めたのは大学入学時で、準備をし始めたのは留学に行く半年ほど前から。

●なぜ留学先にその大学を選びましたか。
ルンド大学には、世界各国から非常に多くの交換留学生が集まることから、世界各国の人びとと勉学だけでなく色々なことに挑戦してみたいと考えたからです。また、ジェンダーにとても興味があったので、男女平等差が等しいことで知られるスウェーデンのルンド大学で学びたいと思ったからです。

●留学に向けてどのような勉強をしましたか。
留学に向けてこれといったことは特にしていませんでしたが、毎週2回ほど外国人教師の方が開講している授業に参加していました。そこでは、ルンド大学から来た留学生だけでなく他の国から来た留学生とも関わることのできる授業でした。そこで、様々な社会問題に関する自分の考えを言い合ったりして英語の学習をしていました。

●留学中、現地や他の留学生と、どのような交流はありましたか。
週に1回、ルンド大学主催の言語交流会があり、その時にスウェーデン人だけでなく他の留学生とも交流する場がありました。

●留学中の楽しかったエピソードを教えてください。
ヨーロッパ地域に留学していたのもあり、クリスマス期間中にスウェーデンだけでなく周辺国の雰囲気も味わうことが出来たことです。また、私は寮生活ではなくホームステイをしていたためステイ先の家族と様々なイベントを体験できたこともよかったです。

●留学中、困ったことはありましたか。
ジェンダーの勉強をしたくてジェンダーの授業を取っていました。その時にグループワークがあったのですが、そこで思うように自分の意見が言えなかったことです。もちろん初めは言えなかったのですが、メンバーの協力もあり、最後の授業では自分から発言できるようになりました。

●留学前と後で自分自身での変化はありましたか。
留学前は自己肯定感がとても低く不安なことがたくさんありました。しかし、留学中は何事も自分で決断し実行していかなくてはいけません。そのため、自分が発言したことには責任を持つことが出来るようになりました。また、自分自身に自信をもつことが出来るようになりました。

●留学で得たものは何ですか。
第二の家族。ホームステイしていたこともあり自分のことを本当の家族みたいに接してくれました。また、一生ものの経験をすることが出来たことです。

●留学での経験が生活にどのように影響しますか又はしていますか。
自分自身に自信を持つことが出来るようになったことと何事にも挑戦するようになりました。

●これから留学を考えている人へのメッセージをお願いします。
たとえ困難なことだったとしても自分が「行きたい、したい」と思ったことには挑戦するべきだと思います。何もせずに後悔するより挑戦した後の後悔のほうが自分自身に悔いは残らないと思います。何事も自分の感情に素直になって行動するべきだと私は思っています。間違いなくかけがえのない経験をすることが出来ます。

TOP