学科 / コース：人間文化学科 国際文化コース
留学先 / 期間：ルンド大学（スウェーデン） / 2013年8月～2014年6月
●いつごろから留学の準備を始めましたか。または意識しましたか。
高校生のときから北欧留学にあこがれていました。
●なぜ留学したのですか。
北欧の福祉に興味があり、また異文化にも興味があったから。
●なぜ留学先にその大学を選びましたか。
もともと福祉に興味があり、徳島大学とルンド大学がちょうど提携を組んだので、ルンド大学を志望しました。
●留学に向けてどのような勉強をしましたか。
英語の本を読んだり、英会話の授業をとるなど、日常的に英語に触れる機会をつくりました。
●留学中、現地や他の留学生との交流はありましたか。
はい。スウェーデン人寮に住んでいたこともあり、毎日顔を合わせていました。
●留学中の楽しかったエピソードを教えてください。
毎週1回、Language Cafeという、言語に興味のある学生がそれぞれのブース（英語、スウェーデン語、ドイツ語、日本語、中国語等）に分かれて集まり、その言語を学ぶイベントがありました。日本語に興味のある学生や、以前日本語を学んでいた学生などと交流するいい機会でした。
●留学中、困ったことはありましたか。
生活様式、食事、気温が日本とは異なるので、最初のうちは苦労しましたが、だんだん慣れていきました。
風邪をひくことが多く、日本では栄養価の高いものを食べて治すことができますが、外国では日本と同じ食材を探し、作ることは困難なので、その点が一番苦しかったです。
●留学前と後で自分自身での変化はありましたか。
はい、ありました。内からの日本しか知らなかったのですが、日本に興味のある学生やまったく日本について知らない学生と話すうちに、外からの日本を知ることができました。また自分が外国で「外国人」になることで、良い意味でも悪い意味でも今までなかった体験をし、今までなかった感情が出てきました。
●留学で得たものは何ですか。
勉強面は言うまでもなく、日本では感じることのできない良い刺激になりました。私は特に生活面で得たものが多かった気がします。現地の人の親切さ、温かさにたくさん触れ、自分とは異なる「他のもの」を受け入れる力がついたように感じます。
●留学での経験が生活にどのように影響していますか。
日本の文化をもっとよく知ろうと思うようになりました。また、日本をもっと知ってもらいたいと思うようになりました。
他国の文化にもより一層興味がわき、「他」を受け入れられるようになったと思います。
●これから留学を考えている人へのメッセージをお願いします。
自分が想像していないようなことに多々出会うと思います。決して楽しいことばかりではありません。もちろん苦しいことばかりでもありません。日本では感じることのないものに出会います。一つ一つを大切にし、充実した留学生活を送ってください！