留学体験記 – 粟飯原 瑞紀

学科 / コース:社会総合科学科 国際教養コース
留学先 / 期間:スペイン(地域創生文化研修) / 2018年8月27日~9月13日

●いつごろから留学の準備を始めましたか。または意識しましたか。
 夏休みに入ってから準備を始めた。意識し始めたのは一週間前くらいだったと思う。

●なぜ留学先にその大学(またはプログラム)を選びましたか。
 ツアーコーディネーターのマドックス先生の授業中に宣伝を聞いて一人で行けるような国ではないし、ヨーロッパに行ってみたい!と思い、このプログラムを選んだ。

●留学に向けてどのような勉強をしましたか。
 マドックス先生が事前にYouTubeにあげてくださっていた「スペイン語入門講座」という動画を見て日常生活で使うようなスペイン語を勉強した。

●留学中、現地の方や他の留学生と、どのような交流がありましたか。
 マドックス先生が生まれ育ったカンピージョという小さな村に10日間滞在した。村人たちはとてもフレンドリーに「Hola!」と挨拶してくれた。村に来て3日目に村中のマドックス先生の友人家族たちが私たちの住んでいたコテージに集まって歓迎パーティーをしてくれた。一緒にお酒を飲んだり、スペインの伝統料理を食べたり、音楽に合わせて踊ったり、子供たちと遊んだりしてとても楽しい時間を過ごした。また、村で開催されるお祭り(フィエスタ)の準備を主催者の村の若者たちと行った。彼らは私たちと同世代で毎日のように夜になれば広場に集まってお酒を飲んでいた。私たちも彼らと一緒にお酒を飲んで踊って拙い英語で会話をした。Instagramでお互いをフォローしあって今でもチャットをすることもある。短時間ではあったが深い交流ができたと思う。

●留学中の楽しかったエピソードを教えてください。
 フィエスタの期間中、運営を行う村の若者達とトラックの後ろに詰め込んで乗ってクラクションを鳴らして「カンピージョ最高!」と叫びながら村中を走り回ったこと。日本では絶対にできないことだし、昼間からお酒を飲んで少し火照った彼らと騒いだことは忘れられない思い出となった。

●留学中、困ったことはありましたか。
 台風の影響で関西空港が閉鎖されて中部国際空港に着陸することになったこと。

●留学前と後で自分自身での変化はありましたか。
 あった。言葉が十分に伝わらないことが大変で意思疎通が難しかったことがさらに語学を勉強しようと思わせてくれた。

●留学で得たものは何ですか。
 スペインという国は世界史上欠かせない存在で歴史的にも芸術的にも有名であることは以前から知っていた。テレビ番組で見るスペインは都会で私たちのような田舎暮らしが生活するのは大変だろなと思っていた。しかしそんな国にも日本でいう田舎というような村があって、村で出会うすべての人が優しくていつの間にか村暮らしを楽しんでいた。今回の留学から行ってみて体験してみないと分からないことは世界中にたくさんあることを学んだ。

●留学での経験が生活にどのように影響しますか又はしていますか。
 スペイン人から「楽しいことは全力で楽しむ」ことを学んだ。これからの生活では、やるときはやる、楽しむときは楽しむ、というようにメリハリをつけていきたいと思う。

●これから留学を考えている人へのメッセージをお願いします。
 社会に出てしまったら長期間海外に行くことなんてほとんどできないと思います。学生だからできることです。少しでも海外に興味があったり行ってみたい国があったりするような方は、留学するべきだと思います。これから先の人生を日本だけで過ごすなんてもったいないです!時間と余裕がある今のうちに行動しましょう!

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