留学体験記-椿山 椎奈さん

学科/コース:人間文化学科 国際文化コース
留学先 / 期間:ビショップス大学(カナダ) / 2015年9月~2016年4月末 

●いつごろから留学の準備を始めましたか。または意識しましたか。
 中学生の頃、友達の影響で留学することを意識し始めた。準備は大学生になってから始めた。

●なぜ留学したのですか。
 元々は英語の勉強をしたかったから留学を考えていたが、大学生になると語学学習だけでなく、海外に出て様々な見方を身につけ、国籍関わらずたくさんの人と交流したいと思うようになり、留学を改めて決意した。

●なぜ留学先にその大学を選びましたか。
 高校生のときに周りの人がカナダに留学し、その国の良いところ、彼らの経験を聞いていたので、私も実際カナダへ行き、自分の目でその良さを実感したかったから。またビショップス大学は比較的小さい大学だ、と聞いていたので大勢の留学生に埋もれることなく勉強できそうだ、と思ったから。

●留学に向けてどのような勉強をしましたか。
 留学条件であるTOEICスコアの向上はもちろん、アカデミック英語講座に参加し、英語を使う機会を見つけたり、当時はESRという名前で活動していた、 英語だけを使う部屋に週1、2回は必ず向かうようにしたりしていた。家ではニュースを副音声に切り替え、英語のリスニングに役立てていた。

●留学中、現地や他の留学生との交流はありましたか。
 ビショップス大学は世界各国からの留学生を受け入れているので、国際色豊かな毎日だった。悩みがあるときは、家族の様に親身になって相談に乗ってくれた。

●留学中の楽しかったエピソードを教えてください。
 週末にパーティーをしたり、ジャズを聴きに行ったりした。また国内外に旅行へ行き、タイムズスクエアでカウントダウンしたことは今でも鮮明に覚えている。他 にもSUSHIパーティーやたこ焼きパーティー、お好み焼きパーティー、鍋パーティーをして日本食を友人達に作った。食べているときの笑顔は忘れられない。

●留学中、困ったことはありましたか。
 英語がうまく話せていない、と落ち込んだときがあった。そんな時は、友人がいち早く自分の変化に気づいてくれ、「焦る必要はないし、第二言語を身につけようとするみんなが通る道だよ。」と励ましてくれた。

●留学前と後で自分自身での変化はありましたか。
 グループディスカッションやプレゼンテーションに抵抗を抱かなくなった。自分の意見があるのに、発信しないのはもったいないと思うようになった。自分は自分、他人は他人、また無理に人と同じことをしなくても良いという意識が強くなった。

●留学で得たものは何ですか。
 かけがえのない友人。彼らなしでは私はカナダでの8か月を楽しむことが出来なかった。今でも彼らのことを思い出して、急に寂しくなるが、そんな時はメッセージを送って元気をもらっている。

●留学での経験が生活にどのように影響していますか。
 周りの人の意見に左右されず、自分がこれだ、と選んだ道に必死に進むようになった。色々ネガティブな意見を言われることもあるが、自分と他人は関係ないので以前より楽しんで毎日を送っている。

●これから留学を考えている人へのメッセージをお願いします。
 大学を卒業し就職すると、半年を超える長期間の留学は難しくなる。せっかく目の前にチャンスがあるなら、挑戦しないと損だと思う。自分を大きく変えられるのでしり込みせず、一歩踏み出して欲しい。

TOP