留学体験記 – 児島 千晶さん

学科 / コース:社会総合科学科 国際教養コース
留学先 / 期間:慶北大学(韓国) / 2017年9月~2018年6月

●いつごろから留学の準備を始めましたか。または意識しましたか。
 海外留学への意識があったのは高校生の頃からです。大学生になるまで一度も日本の外に出たことがなく、大学生のうちに必ず日本を出て留学に行きたいという思いがあり、大学一年生の頃から先輩方の留学報告会や説明会に参加していました。

●なぜ留学先にその大学を選びましたか。
 まず大きな理由に奨学金制度を利用して格安で留学ができるということ。韓国は物価も日本とあまり変わらないので費用面を気にしなくてよかったからです。慶北大学では世界中から留学生が集まるので韓国にいながらもグローバルな環境で授業を受けることができ、また寮生活でルームメイトのいる生活が送れる点にも魅力を感じたので。

●留学に向けてどのような勉強をしましたか。
 留学に行く条件の1つにTOEIC500点以上というのがあり、もともと英語が得意でない私はまず留学への切符を手に入れるために基本的な英語の勉強をしました。

●留学中、現地や他の留学生との交流はありましたか。
 慶北大学のインターンシップを通して大学の外にもコミュニティが広がりました。同じ留学生とは授業や留学生向けの大学の企画を通して友達になりました。またルームメイトとは小さな部屋で一緒に生活をするので無条件に仲良くなれ深夜までおしゃべりしたり一緒にご飯を食べに行くなどしました。特に仲良くなったトルコ出身のルームメイトは日本に来てくれて私の実家の山口県にまで遊びに来てくれました。

●留学中の楽しかったエピソードを教えてください。
 慶北大学では留学生のお世話をしてくれるバディ制度というものがあります。留学生2人に1人の慶北大学の学生さんがつきます。とても親切なバディさんで一緒にご飯を食べたり買い物をしたりする時間が本当に楽しかったです。

●留学中、困ったことはありましたか。
 韓国語を一文字も知らずに韓国へ行ったので、大学の外に出るとお店の人との会話や食べ物のメニューも何が書いてあるのかさっぱりわからなかったのでとても苦労しました。

●留学前と後で自分自身での変化はありましたか。
 語学力への意識が上がりました。もともと海外には興味があるけれど英語が本当に苦手で自分自身でも矛盾を感じていましたが、語学ができると世界が広がるというのを自分の目で実際に見てきたので、帰国後も語学へのモチベーションは以前の自分に比べると格段と高くなりました。

●留学で得たものは何ですか。
 海外で生活をしてきたという自信。(初めて10ヶ月間も日本を離れたので)そして世界中に友達ができたこと。

●留学での経験が生活にどのように影響しますか又はしていますか。
 日本で何か大きな災害や事件が起こると留学先で仲良くなった友達から連絡が来るようになり、私も彼らと同様に海外での出来事はチェックするようになったこと。世界中での出来事が身近に感じ、関心を持つようになったのは留学という経験が大きく影響しています。

●これから留学を考えている人へのメッセージをお願いします。
 少しでも留学に興味を持った人はどこの国でもいいので是非留学に行って欲しいです。留学で得る経験は楽しいことも大変なことも全てが必ずその後の自分に活きてきます。留学に来たことを後悔している友達を一人も見たことがないので、是非行くべきだと思います!一生忘れられないような思い出を作ってきてください!!

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