留学体験記 – 朝原 健輔さん

学科 / コース:社会創生学科 公共政策コース
留学先 / 期間:慶北大学(韓国) / 2014年年3月~2014年12月

●いつごろから留学の準備を始めましたか。または意識しましたか。
大学2年のころから英語や国際的なことに興味のある人や留学生と関わる機会が多くなり、自分も海外留学へ興味を持つようになりました。意識して留学準備ということではないですが、その時期から英語の勉強は少しずつするようになりました。

●なぜ留学したのですか。
留学に行く前の段階で、海外旅行へは何度か行ったことがありましたが、長期的に生活をしたことはなかったので、旅行などの短期的なものと違い実際に生活をすることがどのようなものなのか知りたいという考えがありました。

●なぜ留学先にその大学を選びましたか。
最初は韓国と聞いて、それまで英語中心で勉強していたのでそれを活かせるのかどうか疑問に思いましたが、以前に韓国留学されていた方から話を聞き、大学生活の中で英語を使う機会は多く、自分で頑張れば英語に加えて韓国語の力も伸ばせるということでこの大学を選びました。

●留学に向けてどのような勉強をしましたか。
英語と韓国語を少しだけ勉強していました。

●留学中、現地や他の留学生との交流はありましたか。
たくさんありました。慶北大学には世界各国から100人以上の留学生が集まっていて、授業もその留学生と受けることが多いので、関わることが多いです。また韓国人学生の中にもそれらの授業を取る人がいるので、その人たちをきっかけに韓国人学生との交流が広がりました。

●留学中の楽しかったエピソードを教えてください。
なんといっても大学祭です。日本では朝から始めて夕方くらいに終わることが多いですが、韓国では夕方くらいに始まって次の日の朝くらいまでやります。大学が広くて学部学科が多いこともあり、それぞれの学部学科がお店を出したり、留学生がお店を出したりしてとても賑わいました。僕が参加したときには、韓国で人気のあるアイドルグループのライブに行ったり、留学生や韓国人の友達と一緒にお店をまわったりして日本とは違った雰囲気を感じられました。

●留学中、困ったことはありましたか。
携帯電話が故障して、一旦外に出ると連絡ができなくなってしまったことです。国外なので修理に出すこともできず、友達と待ち合わせをするときに迷惑をかけてしまったこともありました。

●留学前と後で自分自身での変化はありましたか。
外国人、特に留学生の気持ちがわかるようになりました。留学に行く前から、留学生には色々不安があるものなのではと思っていましたが、実際に自分がその立場になることでより具体的に感じられるようになりました。

●留学で得たものは何ですか。
たくさんの国の友人ができたことにより、今までただの外国だった国々が身近なものに感じられ、それぞれの国へ意識が向くようになりました。

●留学での経験が生活にどのように影響していますか。
海外で生活するときには、言葉や生活習慣など様々な点で日本とは違い、対応していかなければならない状況でした。このような経験を活かして、実際に日本にいる外国人の方々にも適切な声かけをしていけるのではと考えています。

●これから留学を考えている人へのメッセージをお願いします。
海外へ行くことでその国の人々や文化から学ぶことも多いですが、同じ留学生から学ぶことも多いです。それぞれの国から様々な特徴を持った留学生が来ているので、そういう人たちから良い刺激をもらえるように、是非一歩踏み出してほしいと思います。

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