留学体験記 – 島 孝嘉さん

学科 / コース:社会総合科学科 国際教養コース
留学先 / 期間:南京大学(中国) / 2019年9月~2020年1月

●いつごろから留学の準備を始めましたか。または意識しましたか。
一応大学入学当初から、「大学生活中に一度はどっかの国に留学してみたいなあ」という漠然とした思いがありました。二年生の内に短期留学、三年生で長期留学しようかぐらいの感覚で考えていましたね。それも大それた理想を抱いてたわけじゃなくて、「行けるんやったら行っとくか」って感じ。「今の時代留学ぐらいしとかなあかんかなー」って。

●なぜ留学先にその大学を選びましたか。
こんなん言ったら怒られそうな気がしますが、最初は南京大学に行くなんて全く考えていませんでした。元々春休みに台湾へ短期留学するプランがあるって先生からアナウンスされてたんで、それで詳しい内容を聞こうとアポを取って行ったんですよ。そしたら「短期留学について聞きに来たのに長期留学の話しよるし、なんか話噛み合わんなー」ってなって、一段落したところで「すみません、これ短期の話ですよね?」って聞いてみた。すると「え? 君長期じゃないの?」って言われたんで、とっさに「え、じゃ、はい」って答えたと。で、いつの間にか、台湾に一カ月だったはずが中国に半年に(その後一年に延長したが、コロナの影響で残り半年分は中止になった)。何一つ合ってないですね。これ留学先で話したら鉄板でウケるんでいいネタになりました。

候補としては他に寧波大学とか武漢大学があって、寧波は友人が行ってたので別のところにしようと回避。南京は今まで徳大からの長期留学者がいなかったらしく、心細かったんで一旦武漢に決めたんですが、武漢の枠が埋まっちゃったんで結局南京に決まりました。「どうせならファーストペンギンや」ってなもんで。こんな感じで、「なぜ留学先にその大学(またはプログラム)を選びましたか」って聞かれたら、ぶっちゃけ勢いですね。成り行きと言ってもいい。

この留学体験記を書くにあたって他の人のを参考にしようと読んでみたんですけど、みんな偉いこと考えて留学してますね。お手本にしようがない。こんな行き当たりばったりの体験記が乗ってええんかな、とは思いますが、まあたまにはいいんじゃないですか。いけるか……?

●留学に向けてどのような勉強をしましたか。
正直に言うとそんなめちゃくちゃ勉強したとかなわけじゃないんですが、僕の場合はやっぱ歴史が好きなんで、中国史の本を買ったり借りたりしておさらいしてました。小さい頃から古代中国を題材にした本とかよく読んでたんでね。まあ現代に近づくほどわからないんですけど。毛沢東……? 雀を害鳥って言ったことしか知らんぞ、みたいな。

語学はね……。つか最初「授業は英語でやる」って聞いてたんで、むしろそっちの心配ばっかしてました。流石に英語は通じるやろって思って、中国語はだいぶさぼってましたね。先生に怒られる。まあこの判断が大間違いだったわけですけど。

●留学中、現地の方や他の留学生と、どのような交流がありましたか。
現地の中国人で友人になった方は、やっぱ日本語クラブの関係者が多かったですね。バディ制度はそんな機能してなかったし。変わったところだと用務員のおっちゃんとか。方言すご過ぎて何を言ってるか全然わかりませんでした(留学の最後になってもわからんかった)が、それでも根気よく話しかけてくれましたね。すごい親切。タバコもくれた。いや吸えんのですけど。

日本語クラブの人だけじゃないですが、中国人で日本語喋れる人多かったですね。まあ交友関係がそういう方面ってのもあるんでしょうが、歴史学科の授業でさえ日本語めちゃくちゃ上手い人がいてびびりました。しばらく日本人と思ってました。そういや南京の日本語学科って日本語検定一級取れなきゃ卒業できないらしくて、みんなまじでペラペラ。「いや僕落ちこぼれですよ」とか流暢な日本語で言ってくるんやばくないですかね……。がんばって中国語で話そうと思っても「日本語でいいですよ」と言われる始末。ちくしょー。

他の留学生に関して。フランスからアメリカからスペインから様々な国の留学生が居ましたが、一番多かったのは韓国人ですね。留学生寮の名簿も大半が韓国人。もう中国人の中ではアジア系の外国人=韓国人の認識が強いようで、僕も何度韓国人に間違われたか覚えてないです。日本人も結構いました。本科の日本人の方に銀行口座の開設とかを手伝ってもらいましたしね。感謝してもし切れない。

国単位の話になると○○人は○○人を嫌ってる、とか簡単に言いますけど、個人単位の話になるとそんなことはありません。僕も最も親しくさせてもらったのは韓国人の方々ですし、中国人の教員や学生の方々にはどれだけ助けていただいたかわかりません。いずれにせよ、日本から一歩も出ないで○○国は~とか言うのは全く意味のないことです。

●留学中の楽しかったエピソードを教えてください。
楽しかったエピソードはたくさんありますよ。どれを書こうか迷うぐらい。例えば旅行の話をすると、鎮江にも行きましたし、上海にも行きましたし、南京周辺だけでも夫子廟、玄武湖、明孝陵……。いくらでもあります。でも一番楽しかったのは、やっぱり留学の最後に日本人と韓国人の団体で行ったアモイ(厦門)旅行ですかね。中国のリゾート地的なところ。ここで年越しをしました。南京って冬すごい寒いんですけど、アモイはほんと暖かかったです。鄭成功ゆかりの土地としても有名。ちょうど留学前に荒武先生の台湾史に関する講義を履修してたんで、より楽しめました。中国系の講義は留学前に取っといた方がいいかも。

中国って基本的に物価がかなり安い(観光地はちょっと高いけど)んで、旅行したいんだったら好きなだけ行きまくった方がいいですよ。僕は寒さで体調崩したりもあって他の人と比べたらあまり行けてないんですけど、授業をほぼ受けずに旅行ばっかしてる留学生とかもいましたね。西安とか北京、無錫も行きたかった。行く約束はしてたんですがコロナで留学自体なくなっちゃいましたしねー。

もちろん旅行の他にも楽しいことはいっぱいありましたよ。大学側もいろんなイベント用意してましたし。そういやある授業で、最後に先生がケーキを買ってきてみんなで「半年間お疲れ様!」的なパーティーやったのは面白かった。ケーキと言えば、留学生の間でも誕生日パーティーとかクリスマスパーティーとかたくさんやりましたね。僕は家族以外とパーティーしたことなかったんで、友人と祝い事をするのは何気に初体験。友達がいなかったってわけじゃないんですけど……。あんま長すぎてもあれなんでこんぐらいにしときましょうか。

●留学中、困ったことはありましたか。
太ったことですかね。いや中国って出前とかネットショッピングとかがすごい発達してて、余裕で引きこもり生活できちゃうんですよ。寒いから外出ないし(寮にエアコンはあるがなぜか冷房しかない)。僕は阿南から通学してるんで、徳大にいる際はその時点でだいぶ体力使うんですが、南京では学校の中に寮があるからそれもない。帰国してから会う人会う人みんな太った? って言ってくる。

まあこれは冗談として、一番困ったのって英語があんま通じないことじゃないですかね。3で前述した通り、「どうせ英語である程度いけるやろ」と思ってたんですけど、それが違ったんですよ。そら大学生とか若い人には結構通じるんですが、ちょっと年行った人とかスーパーの店員さんとかは全然だめ。当たり前ですけど、中国人には中国語が一番通じる。なにそんなわかり切ったこと言ってんねんって思うかも知れませんが、意外とわかってないんですよこれが。

この経験で、僕がどれだけ外国人=英語って信じ込んでたかがわかりました。恥ずかしいですけど、今まで英語の通じない世界があるなんて考えてもみなかったんです。だって中学とか高校とかじゃ、とにかく英語を勉強しろ、英語を勉強しろって先生が言ってくるでしょ。それさえできればどうとでもなるみたいな。でも実際に海外に行くと、フランス人はフランス語喋ってますし、韓国人は韓国語喋ってますし、中国人は中国語喋ってるんですね。現在、いかに国際語としての地位を固めつつあるとしても、英語は所詮ヨーロッパの地方言語でしかなかったわけです。そもそも僕らはなぜ英語を勉強するのか、なぜ英語が信奉されてやまないのか、英語を話す=グローバル化なのかなど、改めて考える機会になりました。

●留学前と後で自分自身での変化はありましたか。
まあ体重の変化、言語に対する姿勢の変化など多々あります。ただ最大の変化は、物事に対して積極的になろうと考えを改めたことでしょうね。南京に着いてしばらく、慣れない新生活とか疲労とかもあって、僕は結構寮の部屋でだらけてたんですよ。でもそれやったら日本でもできるやんって。中国来てまで部屋でごろごろするってある意味すげえ贅沢ですけど。

それでもなんで僕は引きこもってたのか。結局のところ、僕は怖かったんですね。自分が何もできないってばれることが。南京に着いたとき、当然ですけど僕を知ってる人は誰一人としていなかった。で、こいつ中国語全くあかんやん、ってな感じに失望されるのが怖かった。大したことないやつだと思われたくなかった。それで逃げたわけです。

しかし、こんな僕のちっぽけな懊悩なんて、気にしてるやつはいないんです。中国語できないからと言ってバカにされたり排斥されたりはしない。なんなら大丈夫? って配慮までしてくれます。自分を大きく見せる必要なんて全くない。

例えば、今までの人生を振り返ってみてください。自分がした失敗を思い出してみましょう。……いくらでも出てきますね。死にたくなる。じゃあここで、他人のした失敗を思い出してみましょう。ほとんど思い出せませんね。他人の失敗なんて、みんなほとんど覚えてないもんなんです。じゃあいくら失敗しても問題ないじゃん。失敗を恐れて斜に構えてる方が悪目立ちする。

というわけで、僕は気づいたんです。もう「どうせ無理」とか、「失敗する」とか考えずにいこうと。○○のプロジェクトやるって言われたら参加しよう。新しく○○の授業を開始しますって言われたら受けに行こう。○○を習いたかったら始めよう。やることがどんどん積み重なって、最終的には破綻してしまうかも知れない。いや、破綻する可能性の方が大きいでしょうね。それでも別にいいんです。

こんな風に、留学を通して「何もやらずに諦めるんなら、それは『何も成し遂げてない』って点では失敗と変わりないし、その上挑戦しなかったって後悔がくすぶり続ける。じゃあもう『どうせ無理だろうな~』ぐらいの気持ちでもとりあえずやってみた方がいいじゃないですか。だから僕はやらずに後悔する人間じゃなくて、やって後悔する人間に成りたい」と思うようになったと(「」内は僕がこの前インスタに投稿したものを引用)。これは大きい。中国語の聞き取り能力が上がったとかは些細なことです。いや些細やったらあかんやんけ。

まあこれに気づいたのも実行に移したのも日本帰ってからですけどね。あほちゃう。中国でやっとけや。もったいな。

●これから留学を考えている人へのメッセージをお願いします。
長ったらしい文章書きましたね。ここまで辿り着いたやつは、別に留学する気はないけどやることないし留学体験記でも見たろかって考えてる暇人か、留学したくてたまらない暇人だと思います。どっちにしても暇人。こんな文章書いてる僕も暇人。見てる暇あったら先生に留学の相談でもしてろ。

さて、今までの文章を読んだ暇人どもはおわかりでしょう。こんなアホでも留学行けるんやなって。特に2のくだりとかテキトーにもほどがある。留学って、もっとこう「グローバルな視点を!」とか「現地で言葉を学ぶ!」とか、なんか高尚な理念を持ってなきゃだめとか思ってましたか? そんなんなくていいんですよ。たかが留学です。たかが留学なんですよ。大したことない。むしろそんな「理想がなきゃ行っちゃだめ」って風に考える方が害にしかならない。勝手に選択肢を狭めてる。

住む場所が多少変わるだけ。行けたら行く。そんぐらいの感覚で十分なんです。行ってみて、「あんまおもんないなー」って思ったら帰ってきたらいいんです。別に勉強なら日本でもできますし。誰も責めませんよ。ほとんどの人は留学なんてしたことないんだから、「留学した」って言っただけで「すげー」ってなりますよ。

徳大とか留学すんの余裕なんだから。別の大学だったら「TOEIC満点やけど学内選考で落ちてアメリカ行けんかった」みたいな話聞きますけど、ここは楽勝。奨学金もTOEICでちょろっと点取っとったらすぐくれるし。留学期間の延長も「延ばしたかったら言って」ぐらいで延ばせますし。迷うぐらいなら一回行ってください。

お金が心配? 奨学金がありますよ。なんなら短期は奨学金出ないんで、むしろ長期の方が安かったりする。担当の先生も「頑張って奨学金取って来ても留学に行く人いないから余る」って言ってました。

卒業が遅れる? 大学は別に時間制限ありませんから。現役で徳大に合格してると考えて、もし卒業が一年遅れたとします。それでもあなたまだ二十三歳ですよ。二十二歳で卒業するのとそんなに差はありますか? ないでしょ。一歳年食ってるだけで採用断られるほど自分が無価値だと思わないでください。周りを見てみましょう、浪人生から留年者からいくらでもいますよね。バイト先の人でものらりくらりと生きてる人見たことありませんか? たかが一年卒業が遅れたぐらいで絶望する必要はありません。人生そんな分刻みで決めてないでしょうし。それに向こうの大学で単位取れるからそこまで心配いりませんよ。コースによっては留学の単位が全部他コースになっちゃうんでそこは考えなきゃだめですけど。

計画が崩れる? まずは語学力付けて、〇年生になったら短期留学して、しかるべき後に長期留学? 悠長なことしてないでさっさと行ってください。語学力がないとかさ、中国留学初日に僕が聞き取れた中国語は空港で搭乗待ちしてた男の人が言った「很多人(人多いなあ)」しかなかったんですよ。それでもどうにか生きて日本まで帰ってきました。どうとでもなるんですよ。もう計画なんて立てないほうがいい。『パラサイト』でも「無計画が最高の計画」言ってましたし。今コロナでどこも留学中止なってますよね。こんなこともあるんです。三年後に留学! とか計画してても、物理的に不可能になるかも知れないんです。とりあえず行ってきてください。一年生でも二年生でも早いうちに行ってください。それだったら何かあってもまだリカバリーできます。四年生! 今から待ちに待った留学です→コロナで留学中止、ってなった人を僕は見てきました。いつもは未来予知なんぞできないと笑い飛ばす癖に、なぜ自分の未来は保障されてると考えてるんですかね。

もういいじゃないですか、これだけ「○○が不安で~」って言うことは、もう心の中では留学すること決めてるんでしょ。決めてないんだったらそんな聞いてくることないし。「行くか行かないか」じゃなくて「行けるかどうか」で悩んでるんでしたら早く行ってください。悩むのなら行ってから悩んで。

いいんですよ、テキトーでいいんですよ。僕らは学生です。学ぶ存在です。無知でも無計画でも無駄でも無謀でも無遠慮でもいいんです。ただ無気力がだめなだけ。どれだけ失敗してもいい。周りの人がそれを擁護してくれます。それが学生だってことです。明確なビジョンがなければ海外に行ったらだめとか、そんな法律誰も決めてないんですよ。

はい、ここまでが「これから留学を考えている人へのメッセージ」です。なんかうさんくさい自己啓発本みたいになりましたね。でもこれじゃあ不公平なので、一応「留学を考えていない人へのメッセージ」も書いておきます。

散々留学に行きたいんやったら行け、って内容の話をしてきましたが、別に行かなかったからと言って悪いってことではないでしょう。僕は「留学はしといた方がいい」って風潮に流されて留学したようなもんなんで、「留学しない」って確固たる信念を持ってる人と比べたらはるかに優柔不断な気もします。留学は全てを解決する魔法ではありません。留学が自分を変えてくれるんじゃなくて、自分を取り巻く環境が留学によって変わるだけです。そこに気づかなければ結局何も得られない。変わるきっかけを与えられても、それを活用できなくては意味がないですからね。

何度も言いますが、たかが留学なんです。僕も「中国に長期留学した」って言えば聞こえはいいですけど、期間は去年(二〇一九年)の九月から翌年(二〇二〇年)一月の最初までなんで、たった四カ月ちょいしかない。こんな短い時間で「世界がどんなんかわかった~」とか言ってたらさ、日本で生きてきた二十年はなんだったんですかね。海外に行ったからと言って、永遠の真理に気づくわけでもない。僕も世界がどんなのか今でもわかってません。世界について興味を持つ契機にはなりましたけどね。

勉強は日本でも十分できるんですよ。明治維新の際に賢い人らが西洋の言葉をガンガン日本語に翻訳してくれたおかげで、どんな学問でもだいたいはできる。発展途上国とかだったら国内で学問をなかなかできないんで、母国語以外で勉強せざるを得ない。その点、日本は恵まれてます。

で、そこまでわかってんのに、なぜ僕がここまで留学を勧めるのか。理由はだいたい二つあるんですけど、まず「外国語」とは何かを知ることができるから。小学校から、中学校から、高校から、大学から、僕らは何かしらの「外国語」を学んできたはずです。基本英語だと思いますけどね。でも、僕らが「外国語」を学ぶとき、それが何の役に立つのかはあまり教えてくれなかった。受験に必要だから、就職に必要だから、って風に考えてきた人も多いでしょう。でもさ、それって面白くないじゃないですか。言語を学ぶことの本質って、「自分の世界を広げること」にあるんです。どれだけ日本語表現の精髄を極めようとも、日本語ではせいぜい一億人にしかそのメッセージは届かない。しかし、英語を読めれば、中国語を喋れれば、自分の声が届く範囲は一気に広がる。そういうところに言語の面白さはある。受験とか就職とかそんな考えじゃ、せっかく「外国語」を学んで広い世界への道が開かれても、視野は狭いまんまなんですね。

んで、留学をお勧めする二つ目の理由は楽だからです。「広い世界を知る」ってのは月並みな表現なんであまり言いたくないんですけど、世界を知るんなら別に留学しなくても暇なときに一人旅でもしてくりゃいいじゃないですか。夏休みでもなんでもいいから、バックパック一つ担いで好きな大陸をぶらついてりゃいい。でもみんな思うでしょ。それはハードル高いなあって。確かに。僕もできませんよ、そんなの。どこへ行けばいいかもわからんし、危険かも知れんし、お金もかかる。だけど、留学ならそんな心配は無用。どこに向かえばいいかは教えてくれるし、危険も少なく、友人も作りやすいし、奨学金も出るし、単位も取れる。ね、楽でしょ。ハードル低い。留学はしんどいわけじゃない。むしろ楽なんです。

もう文字数多すぎるんでこんなもんでいいでしょう。これ以上聞きたいことがあれば、直で僕に連絡してください。僕の連絡先は総科の学務の方にでも聞いてね。もしくは昼休みに食堂(Kirara)の横の池を掃除している人がいれば多分僕です。あ、でも最近やってないな。まあいいや。いたいけな後輩を騙してやろうとかそんなんじゃないんで、安心して連絡してください。僕が先輩風を吹かせたいだけなんで。もうビュービューよ。だって高校のときにすぐ部活辞めたせいで後輩いなかったから……。「先輩風吹かせたい欲」がすごい。

最後に、繰り返しになりますがこれは覚えておいてください。「たかが留学」。そう、「たかが留学」です。気負わなくていい。好きにやればいい。「何も得るものがなかった」って帰って来てもいい。上手くいかないことがわかっただけでも収穫です。後々思い返してみると、失敗と思ったことでも何か発見があるかも知れませんし(フェスティンガー並感)。ただ、「やっとけばよかった」と後悔することだけはないようにしてください。以上、あくまで個人的な意見ですが、参考になれば幸いです。では。

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