留学体験記 – 中垣内 ゆきさん

学科 / コース:社会総合科学科 国際教養コース
留学先 / 期間:武漢大学(中国) / 2019年9月~2019年7月

●いつごろから留学の準備を始めましたか。または意識しましたか。
大学に入学した頃から留学に興味はありました。しかし部活を始め、継続したい思いもあり、中々決心できずにいました。留学をより意識したのは、3年生のガイダンスのときに、先生から留学について詳しく聞いたときでした。具体的な事を先生や先輩に聞いて、留学への思いが強くなりました。最終的には3年生の4月に留学を決心しました。

●なぜ留学先にその大学を選びましたか。
一番の決め手は、実際に武漢大学に留学していた先輩に詳しく話を聞けたことでした。写真を見せていただけたり、授業について教えていただけたり、現地の詳しい情報を得ることが出来、留学先での生活のイメージがしやすかったからです。

●留学に向けてどのような勉強をしましたか。
中国語を勉強しました。具体的には中国語の授業に出席し、これまでの復習や少し発展させた文法などを勉強していました。また資格としては中国語検定4級を受験しました。

●留学中、現地の方や他の留学生と、どのような交流がありましたか。
現地では武漢大学に在学中の中国人学生や留学生クラスに所属する多国籍の外国人と交流していました。授業以外で、食事に行ったり、観光地を訪れたり、テスト前には一緒に勉強したこともあります。また武漢大学の日本語サークルに所属し、中国人学生と料理を作るイベントやクリスマス会等にも参加し交流していました。

●留学中の楽しかったエピソードを教えてください。
楽しかったエピソードは選べないぐらいあるのですが、外国人の友達との日々の生活が本当に楽しかったです。授業を一緒に受けて、その後食事に行ったり、カラオケに行ったり、映画を見に行ったり、また時にはカフェでテスト勉強をしたり、日々の生活が本当に特別に感じました。また卒業時には、クラスで記念品としてお揃いの帽子を作って、担任の先生にプレゼントしました。日本で過ごすだけでは経験することができないような生活で毎日が楽しかったです。

●留学中、困ったことはありましたか。
留学に行ってすぐの頃は、中国語の大学やビザの手続き、買い物でさえ簡単ではなく、苦労しました。武漢の街中では英語が通じないことがほとんどで、コミュニケーションをとるのには中国語が必須でしたが、語学力が乏しく、もどかしい思いを何度もしました。その度に日本人の友達や、留学生の友達に助けてもらいながら乗り越えました。

●留学前と後で自分自身での変化はありましたか。
留学後、一番の変化は探求心が旺盛になったことです。外国人はもちろん、現地で出会った日本人などとの接する中で、様々な考え方や価値観に触れ、自分が無知であるということを改めて自覚しました。自分が知らなかったことに出会えたとき、もっと理解したい、もっと知識を増やしたいと思うようになりました。これが自分自身の最も大きな変化です。

●留学で得たものは何ですか。
世界各国の友達、中国語(ほんの一部です)、積極性、努力する能力、外国人とのコミュニケーション力(これもほんの少しです、、)など、本当にたくさんあります。知識的なことも、精神的なことも、日本で生活しているだけでは得られない貴重なものばかりだと思います。

●留学での経験が生活にどのように影響しますか又はしていますか。
色々な情報により敏感になったと思います。例えば、これまではニュースを見てもただ聞くだけで深く考える事はあまりありませんでした。しかし今は、より色々なことを詳しく知りたいと思うようになり、積極的に調べるようになりました。特に世界情勢には敏感になったのではないかなと思います。

●これから留学を考えている人へのメッセージをお願いします。
私は絶対に留学にいくことをおすすめします!人それぞれ、留学に踏み切れない理由や状況があるかもしれないとは思いますが、迷っているなら騙されたと思って是非留学してほしいなと思います。海外に住む機会がこんなに身近にあるのは、大学生の今だけだと思います!日本に住んでいるだけではできない貴重な経験ができます!!!

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