第15回総合科学優秀賞受賞者表彰式について

2025.07.02

                                            令和7年7月2日

 大学院社会産業理工学研究部社会総合科学域では、年1回、本学域の重点研究分野においてとくに優れた研究成果を発表した個人又はグループの代表者に「総合科学優秀賞」を授与し、表彰しています。

 今年度(第15回)の受賞者は榎本拓哉准教授(重点研究分野:「地域創生・総合科学に関する研究」)で、令和7年6月26日に学部長室で表彰式が行われました。

 榎本拓哉准教授は、神経発達症群(旧:発達障がい)のある方に関わる教員や支援者、保護者および家族への行動支援(行動コンサルテーションや巡回相談)をより広く提供するためのTele-Health型(遠隔支援技術)の支援研究を行なっています。また、支援スキルの熟達化および行動問題の理解が深まる過程を評価し、継続可能な支援者/保護者支援のあり方を検討し発表しています。

 以上のように、榎本拓哉准教授の研究や取り組みは、支援体制の充実に寄与することはもちろん地域や地域を超えた健康増進施策への波及効果が期待でき、社会課題の解決に寄与できるものです。よって、その優れた功績が評価されました。

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